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カテゴリ:選曲の一曲
近年、チック・コリアの名曲「スペイン」が、よく演奏されるが、そのアレンジの中で冒頭に使われるのがこの曲。もちろん、原曲はロドリーゴの作曲したクラシックの名曲なのだが、マイルスが取り上げてからと言うものジャズの演奏での知名度の方が高いかもしれない。 ともかく全編に渡って一分のスキもないアレンジ。さすがはギル・エバンス。現代のアレンジャーの中にはギルを軽んじる発言をする人もいるようだが、中国で言う「井戸を掘った人」の恩、功績を忘れてはいけない。音の使い方、楽器の使い方の基本は、このアルバムがお手本となっている。 最後の一音が消えるまで、気を抜いてはいけない(^-^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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