カテゴリ:絵本/童話/素話
名作の読み聞かせは、寝かし付けにばっちり!でした! いつもは子どもの寝かし付けに絵本を読んでいるのですが、 今回は名作シリーズの 『かぐやひめ』を読んでみたんです。 実は、、、 子どもの寝かしつけに3日連続失敗してしまって。 「さ~。 寝る時間よ~♪」 …と、いつものように あかちゃん用のみじかめの絵本を読んで 添い乳で寝かせようとしたのですが… (今まではこれでイチコロ☆だったのです。) まったく眠くないらしく、 ぱっちり目を開いて むくっと起き上がって ばたばたと遊び始めたんです! 「だめ~! もうねんねよ~!!!」 と力づくで寝かせても、 むくっと起き上がり………。 …遊ぶ!!! こんなことを えんえん2時間以上も繰り返したのです! 3日間も!! うわ~! こんな日が続いたらいや~~~!!! …との想いで、 対策を考えてみました。 そこで思いついたのが…。 長いお話の絵本を読んでみよう! …と。 自分がちっちゃかったときも 寝る前に絵本を読んでもらっていましたが、 話が長いと終わる前に 寝ちゃってたような記憶があります。 大人になった今だって、眠る前の読書は 心地よ~い(?)睡眠薬☆ …てなわけで、 従兄弟のお兄ちゃん(夫の甥っ子)からもらった お古の「名作絵本シリーズ」の中から いちばんお話が長そうな、 『かぐやひめ』を読んでみました! むかしむかしあるところに~ おじいさんとおばあさんがいました~。 ある日おじいさんが竹を切ると 中からかわいらしい女の子が~ (中略) 家が貧乏だったので かぐやひめはボロを着ていていたのですが、 おじいさんおばあさんにとってもかわいがられて幸せで~ (中略) そんなある日、おじいさんが竹を切ったら 中から大判小判がざっくざっく出てきましたあ~。 …もうそろそろ寝たかしらん??? そろ~っと子どもを見てみると 子どもの目はしっかり見開いています。 無反応で、じいっとしっかり見つめています。 あ、あれ~??? このあたりで眠ってくれないのかしら~! 意味ちんんぷんかんぷんだと思うんだけど~。 …仕方がないのでもうちょっと。 きれいな着物を着て美しく着飾ったかぐや姫には 5人の求婚者があらわれました~。 そこでかぐやひめは5人に無理難題を言いました~。 ところがひとりめはいんちきをしでかし、 ふたりめもいんちきを~。 それらを、かぐやひめちゃんは バッチリ☆みやぶったのでしたあ~! 気がつくと、夫が横に来て 「いや~おもしろい話だね~」などと言っております。 (あなたがおもしろがってどーするんですか~!) なんとごにんめも~! いんちきでした~!! こんどは、姫の美しさを聞きつけた みかどが「ぜひに」と言い出して~。 でもでも、かぐやひめは毎晩月をみては泣いてますう~。 だ、だんだん声が枯れてきましたよ~! 「おじいさんおばあさんごめんなさい~! 実はかぐやは月の人間なんで~! 帰らないといけないんですう~!!」 「…なんてことった! かぐやよ~、行かないでおくれ~!!」 あわてたおじいさん!!! ぜいはあぜいはあ。 「みかどみかど! 姫が月に帰るのをおとめくだされ~!!!」 「…わかったぞよ」 そうこうしているうちに十五夜が。 …月からお迎えが! ………。 「あ~れ~!!」 みかどがつかわした兵士の攻撃も月の人々には効きません~!! 「…おじいさんおばあさん、ごめんなさいさようなら。 十五夜の夜はかぐやを思いだしてくださいね。 さ~よ~お~な~ら~!!!」 遠く立ち去るかぐやひめ。 …ということで、おじいさんとおばあさんは 十五夜が来るたびになつかしくかぐやひめのことを 思いだしていたのだとさ。 おしまい☆ …そのあと、 子どもはすんなり眠りにつきました。 よ、よかった~!!! がんばって読んだかいがあったよ~!!! ほんとは途中で眠ってもらえるんじゃないかと 思っていたのですが…。 でも、眠らない子どもと格闘しながら 2時間過ごすよりよかったのかなあ… と思うことにしました。 (ちなみに、私もそのあと疲れて ぐっすり眠ってしまったことは言うまでもありません…) …しかし。 意味もわからないのに じいっとお話を聞き入って絵に見入っている 子どもの頭の中ってどうなっているのか…。 …とっても不思議です。 ▼子どもの眠りを誘ってくれた『かぐやひめ』はこちら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月16日 22時10分26秒
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