カテゴリ:美容
12月5日(水)午前6時21分
昨日の午後、半年に1回くらいしか会えない近所の友人を我が家に招いて、コーヒータイムをした。 4学年上の彼女の頭は、しばらく見ないうちに、両サイドは美しいグレーに被われ、頭頂もバランスの取れたごま塩色。 ほどよいウエーブもかかっていて、思わず見とれてしまう。 「ステキねぇ。私も白髪のままに任せようと先月から挑戦を始めたのよ」 「ここまで来るまでに長くかかったんだけどね」 正直なところ50代に入ってからの彼女は、ごま塩髪と全体の雰囲気から、かなり地味に見えた。 息子さんの結婚式のとき黒く染めた以外は、ずっと自然体を通し続ける。 私は言葉に出さなかったが、他の人からは白髪の是非を問う言葉が浴びせられたと思う。 ここ数年、白髪の美しさを意識し、おしゃれに装う友人や道行く人に視線がいく。 無造作で見難く見える人の頭も観察。 昨年10月24日、脳出血の手術後、髪染めを止めて今は美しい白髪となった母の頭も、うらやましく眺める。 私は必ず1月1回カットをし、40代後半からはその都度、明るめのブラウンに染めてきた。 地毛が真っ黒なため、頭が軽く見えるブラウンは好評だったように思う。 毛の伸びが速いため、ここ数年はあっというまに染めと地毛の色の段差ができてしまう。 自分で鏡を見たり、正面から見るとわかりにくいが、公共の交通機関の乗車で着席すると、上から見下ろす人からは醜く見えるのではと感じてきた。 今秋からは、友人たちと会う機会ごとに 「自然体でいってみない?私は徐々に白髪の頭に馴らしていきたいんだけど。一緒に挑戦してみない?」 「染めないと楽だと思うけど、まだねぇ。一挙に老け込んでしまいそうで・・・」 友人たちの本音が出る。 洗いざらしのショートカット・眉毛かきと口紅つけ以外は化粧なしの私が、アンバランスなごま塩髪のままに任せると、こわいおばさんになりそうだ。 「あなた、まだ早いわよ」 楽が一番!お金もかからないし・・・・ 私の根底に流れるこの思いは、このところ強さを増すばかり。 おしゃれには見せたい、ならばどうする? 髪染めをしない男性たちも観察しながら、気づいたことがある。 ばさばさ髪はいただけない、髪を整えて毅然としている紳士は、髪の色に関わらずステキだ。 そうだ、私は表情と髪のまとめ方で勝負してみよう。 どうしてもというときには、洗い流せるスプレー染料があり、早速購入。 またひとつ、来年の大きな目標ができた。 外への活動が減り、帽子の出番が多いこの季節に白髪に挑戦、来春はごま塩髪を周りの人にうらやましがられるようになれば、しめたものだ。 冬至も間近くなり、これを書き始めたときは暗かったが今は、はっきり「晴れ」が確認できる時間になった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年12月05日 07時16分35秒
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