カテゴリ:美容
2月21日午前6時15分
メガネは嫌いだった。 父や夫ほか、目の悪い人には申し訳ないが、かつての私はなぜコンタクトにしないの?メガネは邪魔に思えた場面も多い。 メガネを必要としている人の大変さを理解できなかったし、しようともしなかった。 今は違う。 無いと手元の作業が困難なほど、いわゆる老眼は進行中。 出かける時に忘れると、出先の100円ショップに走り、老眼鏡を購入。 こんな生活が続いた後、昨秋の父の死以来、役所回りの事務処理に支障をきしたので昨年10月に急遽、遠近両用メガネを作った。 このときは急いでいたため、新しいタイプではありながら、なるべく掛けていることが目立たないようなものという私の希望を伝えた量販眼鏡店の店員さんにフレームを選んでもらう。 慌て者の私ゆえ、既存のフレームにレンズだけを取り替えた予備のものも作る。 外出時には、どちらかのメガネを掛けるようになって4ヶ月。 「地味だね」 友人の言葉を参考に、おしゃれなメガネがよく似合う4歳下の友人の情報で、創業80年の時計・眼鏡店を紹介してもらう。 私の親世代は、高価なメガネでシンボル化していたように思う。 着替え(付け替え)は、そうそう許されないもの、そんなイメージだ。 今もそれは生きているのだろうが、新しい感覚が進化しているのも事実。 巷には、安価なメガネがあふれ、テレビや吊り広告で見るメガネ美人の確率は急上昇。 今回は、私も確実な技術を持ちながらもファッショナブルなフレームを揃えた眼鏡店を教えてもらい、白髪に似合う顔変身に挑戦。 2月8日、友人2人と店内のフレームを片端から掛け尽くす。 目前の鏡で確認し、姿見で離れたところから身体全体のバランスを見る。 自分が気に入ると、店員さんや友人2人からコメントをもらう。 よく似合うと言われるものの中から、機能(遠近にできるのか、レンズ幅に問題は無いか)を確認し、値段と相談して決定。 フレームの外側はブラック・内側はパープル、丁番部分がツルから5mmほど離れていて、レンズの側下面ネジでフレームを固定。 掛けたイメージは細めのフレームながら、遠近両用には見えないシャープな感じ。 テンプルの目に近い部分は幅3mmの流線形で、上部3分の2のパープル部分に極小丸の光が3mm感覚で3個、下部分はブラック。 顔正面はブラック、側面から見るとパープルが目に入り、新旧どちらのフレームにも見られない個性的なもの。 昨日、すでに出来上がっていたこの眼鏡を取りに、友人2人と再来店。 ほかの2人も、私と同様、選び抜いたそれぞれのお気に入りの眼鏡を手に入れた。 その後立ち寄った花屋で、いつも”そばかす”を気にする友人の眼鏡姿を見て驚く。 顔面の欠点など全く気にならない、おしゃれなメガネ美人がそこにいる。 それぞれの顔を引き立てるのに、こんなにもメガネが役立つのか。 友人2人と顔を見合わせながら、着替え「メガネ」でおしゃれを実感した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年02月22日 04時52分56秒
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