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70代、主婦の生き方

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2008年04月02日
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カテゴリ:美容
4月2日(水)午前6時24分くもり

朝刊を広げると、「自分より美人を見ると落ち込む」という20代女性の人生相談が、目に留まる。


私は青春時代に、「美しい人」とかけ離れた自分の顔を眺めては、幼いころから「かわいい、きれい」と言われ続けた妹や、多くの異性に興味を持たれる級友などに対して、劣等感を持っていた。

もちろん、独身時代の記憶ではお世辞でも「美しい、きれい」といわれたことなどない。

”しっかりしている。強くてあこがれる”
言った人は、誉め言葉のつもりかもしれないが、こう言われた後は、とても落ちこんだものだ。
やたら、美人願望が強かった。


「いいな、美人は。それだけで華があって。みんな注目するもんな!」


結婚・出産・介護などで海千山千、私も変わった。

幅広い年代の多くの友人を見て、どの人にも輝く瞬間・きれいと思える場面があることに気付く。

いわゆる美人でも、表情が暗く、ぐちを重ねれば醜い。

50代になると、土台の美醜より、その人の生き様が表情に映し出される。

ぱっと見美人、会う回を重ねるごとに魅力を感じる雰囲気美人、自信たっぷりの強烈な個性が引き寄せる魅力・・・

すべての人が違うことに気付く。

当たり前のことを悟って、美人願望が薄くなった。


私は40代以降、たまに「きれいな人」と表現されるようになった。

「僕が結婚してあげたおかげさ」夫は宣まう。

”ふん、「お願い、結婚してちょうだい」って懇願したくせに”と舌打ちしながら、結果としてそうかもしれないと思う。

人生経験がものをいうということを実感、「きれい」と思わせる自分を作る努力をするようにもなった。

私の目が、ほんものの美しさかそうでないかを見分けられるようになったのと同じように、他人も私を見るとき、まがいものの美しさには飽きてしまうだろう。

まぶたを吊り上げるように大きく目を開け、相手の目を見、相手の話を聴こうとする気持ちになって、相手が喜びの表情を見せたとき、満足を感じる。


でも、額・目袋のシワ、どうしても薄くならないシミ、顎のたるみ・・・

富士フィルム『アスタリフト』?『リペアジェル』?・・・話題の化粧品のお験しセットの広告を見ると、ネットで検索して気持ちが揺れ動く。

”本物の美しさは中身よ”、頭でわかっていてもやっぱり私の「び・じ・ん」願望は死ぬまで続くのだろう。





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Last updated  2008年04月02日 09時00分58秒
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