カテゴリ:知恵袋
11月5日(火)6時00分
先日、ネットで発注して届いた電池式のろうそくと線香を、実家に持参した。 母はその後、何度も言う。 「あれ、いいね。毎日安心できるよ。」 一昨日もまた 「線香も揃っていることが、うれしいよ。山で風が強い墓参りにも持参したいよ」 週1の割合の泊りがけで実家に出向くのに、母がこんなに仏壇の火に不安を感じてたことに気付かなかった。 そろそろ電池式のろうそくは?の提案に即、応じてびっくりする。 夫に調べてもらい発注したのだが、当初、線香に関しては迷いがあった。 ろうそくは頭を押すだけで点灯・消灯。 線香もまた灰部分の目立たないポッチを押すだけ。 「けっこう高いんだよね。ろうそくだけで、いいか?」 「母は線香に火をつけなきゃ納得しないと思うから、高くてもいいから注文して」 2本1組のろうそく・線香合わせ、ポイント消化も含めて5千円を超えた。 ちなみにろうそくは単4電池2本、線香は単3電池3本使用。 「線香は特に、ちゃちだな」 夫はいうが、母の満足感と今後のわたしたちの安心を思うと高くはないのかもしれない。 以前、使用するつもりで購入してほとんど出番がないIH調理器を思い出した。 ガスコンロから電気へ。 節電を思うと逆行するが、今後のガス=火、の使用も変えていかないと不安が募る。 と、ここで問題があったことに気付く。 今までの鍋が使えない可能性が大きい。 壊れてからでなくては取り替えない母の生き方を、変えられるのか? ホームセンター・家電量販店でIH調理器・鍋を改めて調べてみた。 我が家のIH調理器は取説をなくしてしまったので、使い方を母に伝えにくい。 じっくり売り場を見てみると、消し忘れ防止・高温になりすぎ防止・プッシュ式ではなくダイヤル式など、いろいろ出ている。 鍋も土鍋でIH対応になっているものを見つけた。 ご飯を土鍋で炊きたがる母に、ちょうどよい。 もう少し時間をかけて調べてみよう。 ずっと実家に住みたいとがんばる母も今回は受け入れそうな気がする。 生活のあらゆる場面で、注意が行き届かなくなる高齢者。 独居ならずともわたしたちの行く道だ。 母の行動・感じ方を観察しながら、わたしたちもまた備えを心がけたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年11月05日 06時10分44秒
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