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テーマ:レンタル映画(817)
カテゴリ:映画探訪【G~N】
【出演】ショーン・ペン/ニコール・キッドマン/キャサリン・キーナー/クライド・クサツ 作品自体は何とも重々しい雰囲気で、いかにもシドニー・ポラック作品といった様相を醸し出しているけど、どうもスケールが大きいのか小さいのか分からなかったかな。 本作のウリだった『国連本部内での撮影に初めて成功!』といった謳い文句も、「別にそんなものは本物であろうがセットであろうが大して分からないじゃないか」くらいのもんで、劇中ではそれほどインパクトが無かったように思う。逆にさり気なく普通に見せているところが良かったと言われれば、そうかもしれない。 しかし国連の通訳さんを演じるニコール・キッドマンが偶然聞いてしまったある要人の暗殺計画から端を発するこの物語は、いまいちストーリーにまとまりが無くて、国連が舞台だからこそこういったストーリーが導かれたように思えたり。 「おい、ついに国連の撮影許可下りたからさ、いっちょ何か作ってみるか?」のようなノリで、だけどせっかく国連で撮影できるのだから、それなりにしっかりしたものを作りたい。「だったら社会派のポラックにでも頼んでみるか」といった具合。 ただし、シドニー・ポラックファンなら間違いなく楽しめる重厚なできになっているのは確か。 【eathan's thumbs up】☆☆☆☆☆☆☆★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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