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テーマ:アフリカ生活(205)
カテゴリ:アフリカンマルシェ
写真が、西アフリカの代表的な手織りの布です。
10センチくらいの幅の長い布を織り、最後にそれを横につなげ合わせて大きな布にします。 写真のモデルは我が家のメイドさんです。 実はこの布、まだコートジボワールにあります。 日本に持って帰るつもりだったのに!!! 愚痴になりますが、聞いてください。 4月20日ごろ、この布を作っている機織りのおじさんを知りました。 我が家のドライバーからの紹介です。 私は二組、4枚の布を作ることを依頼しました。 ひと月でできると言ったから。 6月には日本へ帰ってしまうけど、間に合うなと思ったのです。 二週間ほどして見に行くと、おじさんは他の人の作品を作っていました。 私が前払いしたお金で、他の人の作品の材料を買ったのです。 ぜったいにひと月で作ってくださいよ!! なんだか不安が芽生えました。 そして、約束の5月下旬。 おじさん、居ません。 近所の人に聞くと、病気で休んでいると。 あやしい・・・ さらに一週間後。 おじさん居ました。 私の作品を始めていました。 終わっているはずなのに、ぜんぜん途中なのです。 私、怒りまくり。 もうすぐ、日本帰るのよ。 間に合わないじゃないの!!! こんなとき、めちゃくちゃでもフランス語が出るところがすごい。 「あと、一週間待ってくれ」おじさんの言葉。 「もし、一週間後にできていなかったら、買わないから」 「お金返してもらうから」私、めちゃくちゃなフランス語。 とうとう、私が日本へ帰る数日前。 おじさん、居ません。 私、切れまくり。 夫に言付けました。 「もし、できたら連絡が来るから、品物だけ預かって。」 「出来た物を私が見てから、残りのお金を払うから、今は払わないで」 二日ほど前に夫から連絡がありました。 品物ができたと。 写真の二種類がそれです。 その場に私が居なくて良かったね、おじさん。 私が居たら、大騒ぎしていたところだったよ。 お金払わない、ってね。 夫だから、お金もらえたんだからね。 もっと早くに仕上げたら、もっといっぱい仕事を頼んだのに。 私の友人を紹介して、もっと現金が入る仕事ができたのに。 貴方は、チャンスを見逃したのだから。 ちなみに、ケンテクロスは二枚で一組。 女性なら一枚を巻きスカートにして、もう一枚を肩にかけたりします。 次、日本へくるときには持って帰ります。 結構、重量があるので、たくさんは持って帰られないのが残念。 今、手元にも明るい色のケンテクロスがあるので、後日アップしますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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