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テーマ:アフリカ生活(205)
カテゴリ:西アフリカを知る
ホワイトバンドはなぜ中国製なのでしょうか? アフリカやアジアのもっと生活の苦しい国で作りそれを販売するなら、何の疑問もありません。 ライブ8をしていたころ、西アフリカのとある国では、「こんな活動があるんだから、もっと金を出せ」と、群衆がとある日本の施設へ詰め掛けたそうです。 今の「対アフリカのODAの二倍の金額を出せ!」と騒いだそうです。 日本のアフリカに対する2003年の二国間ODAは、約5億2,998万ドルです。 その二倍の金額をどのように使いこなすのか。 現地の人はわかっていっているのでしょうか? 誰かに踊らされているとしか、思われないのです。 以下のサイトと、そのサイトからのコメントをご紹介します。 ホワイトバンドの問題点をまとめているサイト [アフリカの貧困を謳い文句にしながら、アフリカ製ではなく中国製。] ほっとけない 日本の汚さキャンペーン [海外では「署名、友人への呼びかけ等をお願いする」という内容です。日本では「ホワイトバンドを買え」という内容になっています。] ほっとけない世界の貧しさキャンペーン [3秒に1人、子どもが貧困から死んでいます。食べ物がない、水が汚い、そんなことで。この状況を変えるには、お金ではなく、あなたの声が必要です。貧困をなくそう、という声を表すホワイトバンドを身につけてください。] ホワイトバンドなどで、途上国へ関心を持つきっかけになることは大切だと思います。 しかし、流行や一時的な感情ではなく、長期的なかかわりをしなければ、アフリカや途上国の状況を改善することは、不可能だと思います。 私は、ホワイトバンド運動を決して否定するものではありませんが、いろいろな情報を得て、ひとりひとりが、それぞれの考えを持って、これらの活動に参加することが必要かなと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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