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テーマ:親心・・・。(820)
カテゴリ:子どもを守りたい
テレビ番組の紹介です。
ドキュメンタリー:名古屋テレビ、育児放棄テーマに 3歳児餓死事件「その後」をルポ 放送は、テレビ朝日が6日午前4時55分から、 名古屋テレビは5日午前4時55分から、 北海道放送は6日午前5時半から、 静岡放送は6日午前4時50分から。 早朝に放送する局が多いが、民教協の木下智佳子プロデューサーは「生活保護制度を知らない若者が、子供を餓死させてしまうケースもある。不規則な生活を送る若者の目に触れるかもしれないし、より多くの人に声をかけられる番組になれば」と、番組にかける思いを語った。 ご存知の方も多いと思いますが、この、3歳児餓死事件の詳細は下のサイトを参考にしてください。 子ども受難時代 親が虐待に走る理由他人ごとじゃない この事件をレポートし「ネグレクト」という本にまとめた杉山春さんが、今回の番組ではレポーター役を務めています。 私は昨年、この本を読みましたが中でも印象的だったのは、 この事件を起こした若い両親もネグレクト、虐待を受けて育った事実、そして、その親もまた、ネグレクト、虐待を受けて育ったという事実です。 そして、ネグレクト・虐待の連鎖が3歳の依織ちゃんの短い時間人生を「餓死」で終わらせることになったのです。 なぜ、今の時代に餓死?? なぜ、虐待が増えているの? なぜ、子どもを育てられない親が増えているの?? この疑問への確かな答えはありませんが、「ネグレクト」の中では、家族の力の減弱、地域の力の減弱を上げていました。 昔なら、親にいじめている子どもでも、親戚の誰かが助けてくれた。 いじめられている子どもには、逃げ込む誰かの家、地域の許容力があった。 今は、親から否定された子どもは、逃げ場がないのです。 ご紹介した番組は、地域の力、家族の力、そして何よりも地域に密着した行政がするべき支援、そんなことを考えることができる内容になっているのではないかと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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