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2006.01.06
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テーマ:海外生活(7772)
カテゴリ:ドイツ生活
昨日、上司から「明日から1週間実習生(Praktikant)が君のところに来る」と告げられた。
何でもはるばるイタリアから来るとのこと。
昨日は風邪でバテ気味で、頭がぼうっとしていたので軽く受け流していた。
だが、しばらくして、イタリア人ということはドイツ語ができないのではないか、ということが気になった。

実習生が来る前は結構いろいろ考える。
例えば、どんな技術者か、どうやって研修しようかとか、気が合うかとか・・・
今回イタリア人ということは、何語を話したらいいのだろうか・・・と考えた。イタリア語はできないし、英語だってかなりきびしい。

今日、その実習生が上司に連れられてやってきた。
ひと目みて、いかにも経験のありそうな面構えをした50歳前後の男性だった。
二十歳前後の若者を想像していた僕は一瞬たじろぐ思いだった。年の割りに幼顔の僕と彼が一緒に作業しているところを見れば、どう見ても僕のほうが教わる立場だろう。

幸い、ドイツ語の話せる人だったので、普段の仕事について聞いてみた。
何でもトリノの楽器店に長く勤めていて、コンサートサービスなどもするとのこと。面構えだけでなく、本当に経験があるのだ。

技術者としての経験は長いが、一台整音をあまりしたことがないので工場に勉強にきたとのこと。
その人のキャラから見て、若造だからとなめるということはなさそうだが、顔をみると貫禄負けしそうだ。

このベテラン実習生は「教えさせ方」がとてもうまかった。あえて僕が何かをしようとしなくても、自然に彼の身につけたいものが吸い取られていくような・・・そんな感じだった。
そんなことを考えると、やはり僕のほうが教わる点が多いだろう。





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Last updated  2006.01.06 23:26:43
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