暮らし宿 お古 店主のブログ

自慢ではないのですが、

私の家族は仲が良いのが自慢です



昔から、兄妹の仲も良いです。


･･･とは言っても、小さい頃から円満であったかというと、そうではありません。




兄妹ゲンカはもちろん。

実家の壁には、兄が八当たりで開けた壁の穴があります。



夫婦ゲンカは絶えず。

実家の壁には、父が八当たりで開けた壁の穴があります。




反抗期はしっかりと。

家族には未だに言われます。「お前は長かった」と。




そんなこんながありつつも、

崩壊することはなかった。


むしろ、崩壊してもおかしくない事態が起こったとき、

絆が深まった。





何故だろう。


と考え、最近辿り着いた一つの答え。



それは、

「家が狭かった」こと。

「家族の距離が近かった」こと。





実家はマンションで、３LDK。


食事は基本的に19時から。

特別な事がない限り、4人揃って。

食事中はテレビを消す。



扉を開ければすぐに隣が兄の部屋。

部屋にテレビは無い。リビングに一台のみ。



お風呂は協議の末、順番に入っていく。

次の人への声かけ必須。




愛犬がいる。

彼女のスペースは、キッチンと廊下のみ。

部屋には入らない。





そんな昭和のような生活が当たり前だったので、

家族を遠ざけることができない。

篭ることもできない。

ブツブツ言いながらも4人でご飯を食べる。


静まり返ることはない。



家の狭さや家族の決まりが、とっても煩わしいときもありました。


けれど、それが私たち家族にとっては、結果的に良かった。





どの家族にもそれぞれの生活習慣があり、決まりがある。

居心地の良い関係性がある。



どんな家庭を築くかは、その家族次第。




どうか、お大事に。お幸せに。