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カテゴリ:感性
よく耳にするようになりました。 心地良いメロディーとやさしい声の響きが、私も大好きです。 くつろぎの空間となるcafeにもピッタリなのは、言うまでもないこと。 先日、ボサ・ノヴァの歴史と背景を少し教えて頂ける機会に恵まれました。 とても感銘を受けたので、ご紹介したいと思います。 (お話を伺って私なりの解釈したものなので、多少の間違いはご了承ください・・・) ボサ・ノヴァは1950年代に誕生しました。 それまでは、恋愛の感情たっぷりの熱い音楽が主流でした。 そんな音楽がマンネリ化した頃、リオ・デ・ジャネイロに在住していた若手ミュージシャンたちによって 力を込めすぎず、日常を語り弾く「ボサ・ノヴァ」が創始されました。 声の大きさや高さが評価される一般的な「歌」とは違い、 ボサ・ノヴァには評価となるものが決まっていません。 心地良く歌い、自分なりのスタイルを確立する。 外への「広がり」ではなく、内なるものを探していく「縮小」していくもの。 『小さな宇宙』と表現される方もいるようです。 「上昇」が良しとされる世の中で、 その意味は知らなくとも、ボサ・ノヴァが浸透しているのは、 その本質を潜在的に必要としているからなのではないかな、 と、思いました。 一曲だけ、口ずさめるようになりました♪ 「So Danco Samba」 穏やかな気持ちになります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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