カテゴリ:世界なんでも紀行
一波乱はあったものの、千姫は無事に桑名に輿入れした 権力闘争の道具として、その血筋をもてあそばれてきた姫が、初めて自らの意志で手に入れた 和やかな生活だった わずか1年足らずの桑名での生活ののち、忠刻と千姫は姫路城へと居を移す その地で姫が誕生、勝と名づけられた また待望の世継ぎ・幸千代(こうちよ)も生まれた 姫路といえば書写山が有名 この山は東洋大姫路高校の校歌にもしょっぱなから歌われる姫路の名所である ♪書写を仰げ~ば~、萌え立つ緑~ ちょっと高校野球ね ところが幸せは長くは続かない わずか3才で幸千代が病死、その後は子宝にも恵まれず、夫の忠刻までもが病に伏し 天に召された 一度ならず二度までも夫に先立たれる 悲劇のヒロイン、千姫は娘・勝姫とともに姫路城を出て江戸に戻る わずか30才で落飾し、「天樹院」となった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 22, 2008 10:14:30 PM
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