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カテゴリ:街で見かけた花
さて、アオイ科にはよく似た花が多いが、芙蓉(ふよう)と木槿(むくげ)と立葵(たちあおい)、これらが特に数も多く、見分けにくい花の筆頭だろう。 私も初めての頃は、どうやって見分ければいいのか、ずいぶん苦労した記憶がある。 それではここで簡単なおさらいをしておこう。 ・立葵 草本であり、葉っぱは大きい。茎が1本、垂直に立ち上がり、下から順に花が咲く。花の色は赤、白、ピンク、黄色、紫と様々で、花も一重から八重咲きがある(1枚目)。 ・芙蓉 低木であり、葉っぱが大きい。枝は横に広がり、ムクゲに比べるとこんもりとした姿になる。花もムクゲより大きく、ピンクの一重花が基本(2枚目)。 白い一重花や、八重咲きで朝は白く咲いて夕方には赤く染まる酔芙蓉(すいふよう)がある。 ・木槿 木本であり、葉っぱは小さい。薮状にいくつもの枝が伸び、あまり横には広がらない。花は一重から八重、ピンク、白、紫などの色がある(3枚目)。 立葵はもう終わりかけているが、これから芙蓉も咲き始める。 木槿と芙蓉、見分けの参考になれば幸いだ。 あと3枚 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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