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カテゴリ:再就職からインド赴任まで
昨日、KT(Knowledge Transfer)が終わりました。
KTとは、新たにチームに参加したメンバーに対し、システム概要から業務知識、作業内容まで一通りのことを教える作業です。 講師役は僕、生徒役はオフショアのインド人2名。 他の仕事の合間をって、日本とインドを電話会議でつなぎ、2時間×8回のKTを3週間に渡って行いました。 大変ですが、こうやって作業のオフショア率を高めてコストを下げていかないと、僕らインド系ベンダの存在意義はないのです。 インド人2人はともに2年目の若手です。 男性の方は日本語学科卒なのである程度日本語が分かりますが、ITの知識は十分でありません。 女性の方はIT学科卒なのである程度ITが分かりますが、日本語はほとんど分かりません。 エチオピアで講師をしていたときと違って、今回は電話会議。 僕のPCのディスクトップを共有しながらの説明ですが、ホワイトボードもボディーランゲージも使えず、電話を通すので声もクリアでありません。 2人とも真面目で素直だったことには助けられましたが、まだ若手ですから、僕が怪しい英語で適当な説明しても難なく理解してくれるほど、スキルがある訳ではありません。 そりゃお互い疲れます。 2人がどれだけ理解しているかを顧客がチェックするため、来週には電話会議を通じて発表をしてもらうことになっていて、僕もドキドキです。(なんか日本企業の新人研修のようですが、今回は事情があってこのようにしています。) とにかく早く無事に終わって欲しいと願うのみです。 インド赴任の件については、ようやく必要な書類が揃い、月曜日、大使館にビザの申請に行ってきます。 というか、こういう手続きって会社がやってくれるものではないのでしょうか・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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インドオフショアのリソースで、
・日本語の分かる人は、ITに強くない ・ITに強い人は、日本語全然分からない という状況は、私がいた当時と、全然変わってないですなあ。だから、オンサイトからのKTは、本当に時間と手間がかかり、つらい・・・。 中国オフショアであれば、ITが強くて日本語レベルも問題ない、という人がたくさんいるから楽なんですけどね。 (2010年07月03日 20時22分41秒)
じゅんしさん
インドに行っちゃうんですね。。。。 ウチの会社でも、ビザ申請をするのは個人です。 ただ、ビザ申請を就業時間中に行う事ができます。 KT(←特に意味なし)(爆笑) (2010年07月04日 16時31分33秒)
育てた人材がもっと定着してくれればいいんですけどね。
給与の問題もあると思うのですが、オフショアには、ある程度スキルを身に付けた人にとってやりがいのある仕事が少ないと思います。 オンサイト側の仕事の振り方にも問題はあるように感じています。 (2010年07月04日 19時02分00秒)
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