どうしようかい 当日の中編
また先々週にウィルス性胃腸炎などを患ってダウンして間が開きましたが、昨年11月に上京して大学の同窓会に参加した話の続きです。というわけで薄々お気づきの方もおられるでしょうし、また一応以前から公表していることでもあるのですが、私自身は防衛大学校のOB。今回の同窓会も防衛大学校の卒業20年記念行事「HVD(ホームビジティングデー)」が開催されるということで、今や民間に身をやつしている私にもお声がかかったという次第です。20年ぶりの母校は、大きく様変わりしていました。まず正門から入ってドンと見える本館は建て替えられてキレイになっています。私が日々過ごした宿舎も建て替えが進み、やはりキレイになっていました(一部まだ残っていましたが、取り壊しが予定されて使われていませんでした)。そこから陸上競技場へと移動します。そこでは開校祭記念行事としてパレードなどの観閲式が行われていました。陸上競技場は既に大勢の人に取り囲まれてなかなか見え辛い感じになっていましたが、今回は一応特別招待者という身分でもあるので、関係者席へと誘導してもらいます。ちょっとお得感がありました。学生の頃、観閲式と言えば「演じる」側で、事前に訓練も何度もしないといけないですし、しかも小銃を携えながらもずっと微動だにせずに立っていないといけません。非常にしんどくて嫌な思い出しかなかったのですが、特等席から受ける「頭右!」の敬礼は、非常に気持ちの良いものでした(勿論、彼らは私に敬礼しているわけではないのですが・・・(^_^;)。演じる側の際は、上空すれすれに飛んでくる各航空機を見上げてしっかり見ることもできませんでした。それが今回は自由にアチコチ見渡すことができるのです。この開放感を二十年ぶりに味わえただけでも来た甲斐がありました(^_^;(つづく)