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湊かなえ「豆の上で眠る」読了

いつも借りている図書館が5月31日まで休館中です。いつでも借りられると思っていましたが、借りられないと思うと読書欲が……今の内に読みたい本をリストアップしておこうと思います。本日読んだのは湊かなえさんの「豆の上で眠る」です。息子に借りました。豆の上で眠る（新潮文庫） [ 湊かなえ ]さすが、「イヤミスの女王」と言われる湊かなえさんの本だけあって一気に読ませてくれました。母親のすれすれの狂気や主人公が持ち続ける違和感の描写がなんともリアル。

2020年05月19日

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やっと読みました！東野圭吾『マスカレード・ナイト』

ずっと読みたかったんですが、手をつけられないまま本棚に置いてあった東野圭吾の『マスカレード・ナイト』をやっと読み終えました！！マスカレード・ナイト [ 東野圭吾 ]やっぱり東野圭吾は面白かった！！一流のホテルを舞台にした小説ですが、色々な事情を抱えたクセのある客たち、潜入捜査官、女性コンシェルジュ、堅物のフロントマンなどなど……登場人物もそれぞれ魅力的で、一気に読めました！！　コンシェルジュってこんなにもお客様のいうことを聞いてくれるものなのか今度ホテルに泊まったら何かお願いしてみようかと思います（笑）（小説中、コンシェルジュにあるお願いをしたお客様は「お金には糸目をつけない」と言ってたけど・笑。しかも、ホテルに泊まる予定とか一切ねーし！！）このシリーズの『マスカレード・ホテル』は木村拓哉×長澤まさみで映画化されているので主人公の新田は木村拓哉を思い浮かべながら読みましたよ。コンシェルジュのほうはもう少し落ち着いた女性のようなイメージがあります……とにかく、東野圭吾にハズレなし！！でした。読んでよかった！！

2019年02月13日

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東野圭吾　『仮面山荘殺人事件』読了

仮面山荘殺人事件（講談社文庫） [ 東野圭吾 ]最近、また読書さぼっていたので、図書館で久しぶりに借りてきました。東野圭吾の『仮面山荘殺人事件」です。本のタイトルにもあるように「仮面をかぶって山荘に滞在しているのは誰か」という内容で、やはり東野圭吾の作品にハズレなし！　本好きの方なら2～3日くらいで読めます。　驚きのラストではありますが、『容疑者Xの献身』のトリック以来の衝撃ほどではなかったかな……。私は『容疑者～～』が東野作品の中では一番好きなので、それを超える作品に出会えたらな～～と思いながら本を選んでいます。容疑者Xの献身（文春文庫） [ 東野圭吾 ]『容疑者～～』は映画も見ましたが、女性刑事をヒロインにするのはやめてほしかった。あの作品は男性同士の友情や信頼が根底にあってこそのストーリーだと思うので……本を返すついでにまた1冊借りようと思いますが、図書館では古い作品しか借りられないのが残念です。

2018年08月16日

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宮部みゆきの「魔術はささやく」読了

魔術はささやく改版（新潮文庫） [ 宮部みゆき ]図書館で借りて宮部みゆきの「魔術はささやく」読みました。宮部みゆきにはずれはないですね、やはり。面白かったです。読んでみて「良心」「罪悪感」「罰」「つぐない」というキーワードが頭に浮かびますが、私は「罪」に対しては相応の「罰」を望むタイプの人間なので、主人公には決断してほしかったなぁ。まあ、死が罰かと言えばそうではなく、罪悪感を持ち続け、さらに怯えながら生きていくことが一番の罰かもしれませんが。個人的にはロッカーに細工してからのシーンがスカッとしてよかったです。

2018年07月01日

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湊かなえの「少女」読みました

少女（双葉文庫） [ 湊かなえ ]図書館で借りてきて読みました。湊かなえの本は「告白」で衝撃を受けて以来あれこれ読んでいます。「告白」は小説が面白すぎて映画は見ていないのですが松たか子さんが主演なので、きっと主人公の狂気を表現してくれているのではないでしょうか。湊かなえは「嫌ミスの女王」と呼ばれていて嫌ミスとは「読んだ後嫌な気持ちになるミステリー」のことなのですがまさにそのとおりで、「告白」を読んだ時も読後暗い気持ちになりました（笑）「少女」も嫌ミスと呼ぶのにふさわしい作品ですが（褒めてます！）途中見事に読者を騙してくれて、非常に面白かったです！「Ｎのために」を読みたいのですが、図書館はいつも貸し出し中……早く戻ってこないかな～～～。

2018年06月17日

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宮部みゆき「長い長い殺人」読みました。

最近、また読書熱が高まりだし、図書館に通っています。今回借りてきたのは宮部みゆきの「長い長い殺人」です。宮部みゆきの本は「火車」を読んだ時の衝撃がすごくて、以来色々な作品を読んできましたが、どれもハズレがなく、面白い！！今回の作品は「語り手」が財布という点が特徴です。財布にも個性があって、しゃべり方も財布の持ち主への感情（心配だったりちょっと見下していたり誇りに思っていたり）もそれぞれ違っているのですが、そこも長編推理小説を飽きさせずに読ませるテクニックかな、と。カバンやポケットの中にいることが多い財布は持ち主の行動や表情を想像するのですが、実際の行動が見えないという点では読者も同じなので想像力がますます駆り立てられて、どんどん話に引き込まれます。長い長い殺人（光文社文庫） [ 宮部みゆき ]事件がセンセーショナルにマスコミに取り上げられるところは今、話題の「和歌山の事件」を彷彿させます。電車やバスで読む時は無印のブックカバー使ってます♪

2018年06月16日

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東野圭吾『卒業』読了！！

卒業雪月花殺人ゲーム（講談社文庫） [ 東野圭吾 ]今回図書館で借りてきたのは東野圭吾の『卒業』です。桐野夏生の『OUT』を借りようと思ったのですがなんだか暗そうだったので断念……『嫌ミス』の女王、湊かなえも久しぶりに読みたいんですけど疲れている時には重すぎて（笑）『卒業』は「新参者」の加賀恭一郎の大学時代の話。阿部寛を想像しながら読みました。大学4年というともう20年以上も前の話になりますが、この主人公みたいに何かに熱中することなく、もちろん殺人事件に巻き込まれることもなく（笑）平凡だった自分の学生時代を思い出して、少し暗くなりました（笑）本に出てくる「雪月花之式」。お茶の世界にはこんな雅な遊びもあるんですねぇ。知らない世界、縁のない世界を垣間見るのは楽しいものです。トリックは「おーーーーっ！！」と鳥肌が立つようなものではありませんでしたが、後々の加賀恭一郎の活躍を思いながら読むのも乙かもしれません。

2017年06月06日

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やっと読みました！芥川賞受賞作品「火花」又吉直樹

今日は仕事が休みだったので、図書館で借りていた本を返しつつ新しい本を借りてこようと思ったのですが、ドラマ化が決まった2作品、宮部みゆきの「荒神」（NHK・ＢＳプレミアム、内田有紀主演）荒神 [ 宮部みゆき ]東野圭吾の「片想い」（ＷＯＷＯＷ　ベリーショートが素敵な中谷美紀主演）片想い [ 東野圭吾 ]の2冊、両方とも貸し出し中でした。残念。そこで、息子が持っていた　又吉直樹（ピース）の「火花」を本棚から引っ張り出して来ました。火花 [ 又吉直樹 ]正直あまり期待していなかったのですが、なかなか面白かったです。夢を追う若い人のことを羨ましく思う気持ちもありますが、私くらいの年になると夢なんか叶わないという現実を嫌というほど見てますし（笑）「夢は叶うから頑張って！」というのが一番無責任で冷たい人間なのかもしれませんね。才能がある人（神谷にお笑いの才能があるかどうかはわかりませんが）の前での圧倒的無力感もなんとなくわかります。最後の漫才はちょっと泣けました。あと高円寺、吉祥寺、池尻大橋、上石神井など、懐かしい地名がたくさん出てきてまさに夢いっぱいだった頃のことを思い出しました。

2017年05月25日

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阿川さん、ご結婚おめでとう！「聞く力」読了

聞く力心をひらく35のヒント（文春新書） [ 阿川佐和子 ]阿川佐和子さん、ご結婚なさいましたね。おめでとうございます！おめでたいニュースを聞いて、我が家に「聞く力」があったのを思いだし、さっそく読んでみました。阿川さんのお人柄もさることながら、本の中に出てくる北野武の事故後の話、萩原健一の遍路の話、浜口京子のお母さんとの会話、黒柳徹子の千代紙の話など、それぞれのエピソードが素敵です。阿川佐和子さんのご結婚のニュースを聞いて、すぐに思い浮かべたのが檀ふみさんの心中は如何に、でした。【新品】【本】ああ言えばこう嫁行く　阿川佐和子/著　檀ふみ/著阿川佐和子さんと檀ふみさんといえば、何冊も共著で往復書簡のような本をだしていて、これが面白いんです。結婚できないキャラを自虐しつつ、お互いに言いたいことを言い合える関係……こんな女友達がいたらなぁと羨ましく思っている方も多いと思います。今は、ママ友やフレネミーなどなど、面倒な関係に悩む人も多いご時世ですからねぇ。きかんしゃやえもん改版（岩波の子どもの本） [ 阿川弘之 ]ちなみに、私が子どもの頃大好きだった絵本「きかんしゃやえもん」は阿川佐和子さんのお父様が書いた絵本です。問題を起こして廃車にされる寸前だったやえもんのラストの幸せそうな姿が印象的！！ちなみにやえもん愛が強すぎて「機関車トーマス」はやえもんのパクリだと、本気で思ってました。

2017年05月21日

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東野圭吾「白銀ジャック」読了

白銀ジャック（実業之日本社文庫） [ 東野圭吾 ]今日一気に「白銀ジャック」読み終えました。この作品も渡辺謙、岡田将生、広末涼子などのキャストでドラマ化されていたみたいですね。トリックなどは驚くべきものはなかったのですが、面白く読めました。学生時代によくスキーに行っていた頃を思い出しました。あの頃はまだボードはなく、スキー場では広瀬香美とか米米ＣＬＵＢの「浪漫飛行」ががんがんかかってました。年がバレるでしょうか。東野圭吾は「カッコウの卵は誰のもの」や「鳥人計画」などスキー関係が多いですよね。どうやら趣味らしいですが。「疾風ロンド」まだ読んでいないので、図書館で見つけ次第借りて読みたいです！（スミマセン、金欠で買えない……）ちなみに一番トリックで衝撃を受けたのが「聖女の救済」です。

2017年05月19日

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久々の読書　東野圭吾「眠りの森」

眠りの森（講談社文庫） [ 東野圭吾 ]今回久しぶりに図書館で本を借りてきました。読んだのは東野圭吾の「眠りの森」。さすが、東野圭吾にはハズレがありません。まあ、トリックに「聖女の救済」や「容疑者Ｘの献身」ほどのインパクトはありませんでしたが、バレエの世界が舞台になっていて、その世界の話も面白く読めました。どうやら阿部寛、石原さとみといったキャストによるテレビドラマ化もあったみたいで、私が読む前に息子たちは犯人知ってました（汗）新春スペシャルドラマだったかな。私はドラマで見るより小説読む派なので、小説を読んでからドラマを見ることもありますが、犯行に至る心理とかは2時間ではやっぱり描ききれないと思いますよ。ぜひぜひ本を読んでもらいたいです。

2017年05月19日

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