神様からの預り子

先日、娘の車の1か月点検がありまして、
課題に追われる娘に代わって
母ちゃんが出かけて行きました。

平日にもかかわらず、
想像以上にディーラーが込み合っていて
ちょっとビックリしながら、
点検が済むのを待っていましたら、

20代半ばくらいであろう
担当をして下さった整備士さんが、
ひざまづいて点検結果を知らせて下さいました。

接客がちょっと苦手なのかな？な感じの方でしたが、
終了後はドアまで送って下さいました。

母ちゃんはひとり勝手に、
送ってくださるのはドアまでと
思い込んでいたので、

車に乗る際には
てっきり一人だと思っていました。

で、車のドアを開けて
いざ乗ろうとしたときに、

自分でも超ビックリしたのですが、
サイズ感を間違えて
ドアの上枠で鳥肌が立つほどに頭を打ちまして。。。

思わず。。。

「痛ぁぁぁぁ！もう、何でやねん！」
と、声が出てしまいまして。。。

何気に横に目をやれば、
ドアまでのはずのお兄さんが側におられまして！！

できるなら卒倒したいくらいに
恥ずかしい思いをしました（T T）

それでもお兄さんは
これぽっちも感情を露わにはされず、

小雨降る中、傘もささずに
ドタバタするおばちゃんを見守って下さいました。

何も無かったかのように、
お辞儀をひとつした母ちゃんが車に乗ると、

「駐車中に衝撃がありました。
　30秒後に録画を停止します。」

そうドラレコが言いまして、
「それ私やから！」と思わず返事をしてしまった
30秒後に録画が中止されてしまいました（><）

が。。。

これ以上の動揺を
お兄さんにお見せするわけにはいかず、
冷静を装って車道に出ようとしたら、

お兄さんが車道まで出て
見送って下さるのですが。。。

ベテラン営業マンのように
走ってくる車を止めて下さることはなく、

いつまでたっても切れない
車の流れに背を向けて、

小雨が降っているというのに
ずっと母ちゃんを見守って下さるという。。。

それも無表情のままで。。。

（はよ、いったらんかい！）とか、

思ってたりするんと違うのお兄さん！？

車を止める勇気を持てば、
雨に濡れ続けることもないのよ、お兄さん！！！

次の点検までには
車を止められるようになっていてね（ー人－）

もう、めっちゃ疲れた母ちゃんです。。。


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