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2016年11月05日
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テーマ:楽しい俳句(373)
カテゴリ:カテゴリ未分類
男根もやさしくなりぬ葉鶏頭 松田ひろむ
<秀句逍遥>とうとう尿瓶派になってしまわれた金子兜太だが、このたび97歳を寿ぐ会もあってますます盛ん。小生は、まだまだ尿瓶のお世話にはならないが、兜太のエネルギーに負けたくない。目標は兜太先生としておこう。 2011年1月11日のブログに「荒川で尿瓶洗えば白鳥来」(金子兜太)をアップしたが、これが小生のブログのアクセス数中トップで累計1595。
男根も陰(ほと)も兜太の句に多い。
男根の意識 たちまち驢馬啼き狂ひ 富澤赤黄男
初日粛然今も男根りうりうか 加藤楸邨
遠き日の男根なぶる葉月潮 宇多喜代子
捻費貫暢力蕩腎断男根 加藤郁乎

それにしても宇多喜代子先生の「男根なぶる」には参った参った。私はどうしても兜太や宇多喜代子にはなれない「やさしい男根」である。
<秀句逍遥>
いのち気軽に尿瓶と暮らす河豚食べて 金子兜太

田中空音は「英語で言えば“Take it easy! Don't think twice.”といったところだろうか。気楽に行こうぜ、くよくよするなよ、と言う意味である。深刻に考え込むことによって、何か良い結果が生れることがあるだろうか。ない。考えてもいいが、深刻に考えるのは良くない。深刻さそのものが良くないのである。深刻に考えるということと、深く物事を考察するというのは違う。深刻さには心理的に何か恐れがある状態である。恐れのある思考からは何も良きことは生れない。深刻さからは更に深刻さを増すような行動が生れるか、あるいは深刻な考えに沈み込んでいって、神経症になるのが関の山である。「いのち気軽に」生きようではないか。“在る”ということを信頼して生きようではないか。すべては仏の掌の上のことである。俳諧流に言えば「河豚食べて尿瓶と暮らす」ということである。」生命の詩人 金子兜太)という。

「男根もやさしくなりぬ葉鶏頭」松田ひろむ

大阪の居酒屋「1969」ピッチャーが尿瓶。スタッフはナース姿。いやはや。(2011年再掲)

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Last updated  2016年11月05日 17時48分30秒
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