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カテゴリ:閑話休題
『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の公開は1995年11月18日。
「すべてがFになる The Perfect insider/森博嗣」「有限と微小のパン The Perfect outsider/森博嗣」の初稿完成時期は1995年12月と1997年6月。 「マトリックス (映画)」の日本公開は1999年9月11日、バーチャルリアリティ(Virtual Reality)が一般に広まる時代で、森博嗣やマトリックス は『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の存在に触発されたと思う。 「有限と微小のパン The Perfect outsider/森博嗣」では「コンピュータを駆使しても、将棋の名人にはかなわない・・・チェスやオセロは、コンピュータの方が強いみたいですけど」の微笑ましい会話がある。 2014年3月から始まった「第3回将棋電王戦」では日本将棋連盟のプロ棋士vsコンピュータだったが1勝4敗でコンピュータ側の勝利、事前に「第3回将棋電王戦」本番用ソフト・ハードをプロ棋士側に3ヶ月以上前に貸し出し、貸し出し後プログラムを変更しない(ソフトの一つである「やねうら王」のバグ修正が対局の21日前に行なわれた)でありハードの制限等があるでハンディありの戦いだった。 完全な存在が創った宇宙と不完全な存在が創ったバーチャル空間では意味が違ってくる、不完全な存在か完全な存在かは視点(立場)による事になる、卑近な例では社長は社員にとって完全に近い存在の場合があるが会社を離れると完全度は格段に落ちる、その会社と関係ない人は存在を意識しない事が殆ど。 もし、マトリックスのようなバーチャル空間が創れたとして、マトリックスでマトリックスを創った文明以上の進化は制限されると思える、例としては現在理解出来ていない宇宙現象や物質・エネルギーをマトリックスに導入できない。 しかしバーチャル空間特有の科学は発達する可能性がある、宇宙の解明はバーチャル空間の解明で可視光線や他の惑星・恒星に対する認識が異なると思うからだ。 マトリックスのような人間をエネルギー源として使用するのであれば、人間は人工生殖なのかクローン技術なのか、確かパラダイスのような空間では上手くいかなかったとしていたの記憶がある。 今回の「有限と微小のパン/すべてがFになる」#9は製作者側がやっとやる気になったと思わせる出だしだったが、また事件現場で武井咲(西之園萌絵)がしゃしゃり出るのパターンを採用している、綾野剛(犀川創平)をメインにするともたないのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.12.17 22:02:09
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