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国民と天皇と大日本帝国

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2015.04.18
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カテゴリ:閑話休題
 「日本将棋連盟所属のプロ棋士(以下はプロ棋士で表記)」と将棋ソフトが団体戦で戦った、400m走をオリンピックのメダリストvs自動車の状況かは興味ぶかい。

◇「将棋電王戦FINAL」第5局は阿久津八段の勝利 更新: 2015年4月13日
 将棋電王戦FINAL(主催・株式会社ドワンゴ、公益社団法人日本将棋連盟)五番勝負第5局は、4月11日東京将棋会館にて、阿久津主税八段 vs AWAKE(アウェイク・開発:巨瀬亮一/将棋電王トーナメント第1位)で行われ、AWAKEの開発者 巨瀬氏の投了の宣言により、21手で阿久津八段の勝ちとなりました。
 3月14日より始まった電王戦FINALはプロ棋士の3勝2敗の勝ち越しで終了しました。
──日本将棋連盟のHPより

 第5局は2015年4月11日に阿久津主税八段とAWAKE(開発:巨瀬亮一) により東京将棋会館で行なわれた。

 対局の数ヶ月前にプロ棋士側にソフト・ハードが貸し出され、以降は原則ソフトは修正できない(貸したソフトと対戦ソフトは同じバージョン)。

 この取り決めに関し主催であるドワンゴ側は人間とコンピュータが戦う事が平等ではないからと主張、普通に戦えばコンピュータが勝つが前提と思える。

 阿久津八段はソフトを提供された後に公になったAWAKEの不具合を利用して有利な局面に導こうとした、これに対しAWAKEを開発した巨瀬氏は投了を告げた。

 此の不具合が公になったのは、2015年2月28日のニコ生で中継された「電王AWAKE(ノートPC)に勝てたら100万円」に於いてで序盤でリスク少なく角を取る方法。

 阿久津八段はニコ生より前に発見した(貸し出されて3日後)と主張、対局までの間に角の効率的な取り方と其の後の展開を見据えた構想などもAWAKEで研究したと推測。

 対局の流れはAWAKEの不具合を誘う流れで進む、解説の藤井猛九段は阿久津八段が不具合の発生を狙っている事を指摘。
 阿久津八段はAWAKEの不具合に関しては日本将棋連盟の決定に従ったのかもしれない、局後の阿久津八段からは不具合狙いは本意ではなかったが推測された。
 また、巨瀬亮一氏の投了のタイミングはプロ棋士側が不具合狙いであった事をスポイルしている。


 将棋タイトル七冠を独占したことがある羽生善治氏は「中村一八のスペシャル対談」に於いて
 「勝ち負けだけで決めるんだったら、それこそ、ジャンケンでも何でもいいわけです。プロが勝負した過程は「棋譜」という形でしっかりと残るんです。勝負の過程で、あっこれはすごい一手だとか、これはまったく考えもつかなかった素晴らしい新手だとか、いいものをどれだけ後世に残せるのかが、僕にとっては価値のあることだと思っているのです。」

 第2回・第3回の電王戦も団体戦でありコンピュータ側が勝っている(但し、前回の第3回では「やねうら王」のソフト修正問題があり、FILALの第2局では角の不成に対するソフトの不具合を永瀬拓矢六段が発見し活用している)、日本将棋連盟は「将棋電王戦FINAL」では勝利したかったのだろう、しかし将棋ソフトがプロ棋士を凌駕しているの印象を与えている、強いからプロ棋士というのは当然だが勝てばいいというものでもない。

 将棋ソフトが新手を発見する時代になっている、人間対人間の戦いが面白いの一面があるが現時点での最強は誰か或いは何かを決めるのも楽しみではある、プロ棋士が主導で戦うプロ棋戦、素人枠や女流棋士枠が在るのであれば将棋ソフト枠があってもよいのではと思う、竜王戦に将棋ソフトが参戦し対局中以外は改良可になれば緊張感が出て人間が作る全く新しい将棋の戦い方が生み出されるかもしれない。

 AWAKEを開発した巨瀬氏は対局を続ける事も可能だった、もしかしたら勝っていたかも知れない、しかし意味の無くなった対局として投了を選んだ、共存共栄は困難かもしれないの感を持ったのではと思う。

 奨励会を1級で退会した巨瀬氏はプロ棋士に対して憧れと敬意を持っていたと推測する、相手の弱点を突いて勝利する事は当然だろう(例えば老齢の棋士に対し勝負を深夜に持ち込んで勝利する等、違うか)、しかし棋譜は残るんだよと言いたいと思う。

 阿久津主税八段の2014年度成績は32戦14勝18敗(0.438)、A級から1勝もできず落ちてしまった、電王戦への出場者は将棋の成績が成績が良くなるイメージがある、来年はA級に戻ってほしい、藤井猛九段も名人に挑戦してくれないかな。

 「週刊将棋 2015年4月22日号」では「電王戦 劇的結末でプロ勝ち越し!」。





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最終更新日  2015.04.18 15:42:20
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