日々随想

　　東京都の人に読んで欲しい

　http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/
　森田実の「時代を斬る」
　
　2007.4.2（その１）
森田実の言わねばならぬ［139］
平和・自立・調和の日本をつくるために【100】
日本と東京の将来を心配している友人からの電話――東京都知事選について納得できないこと

　若い友人のＡ君から電話がきた。
　「森田さん、日本人はどうしたのだろうか。東京都民はどうしたのだろうか。つい先日、駅で夕刊新聞を買って広げてみると、〈都知事選――浅野のアキレス 腱は女性票――『平身低頭』の石原がウケている〉という見出しが目に入った。通信社や新聞社の世論調査で『女性の石原支持が伸びた』という話であるが、本 当だろうか。どうしても納得がいかない。石原氏は超タカ派の右翼政治家。中国との対立を煽っている戦争の好きなタイプの政治家と見られている。
　他方、浅野候補は『平和・福祉の浅野』といわれているほどの平和と福祉を大切にする人です。東京都民にとってとくに女性にとってどちらがいい知事か、はっきりしているのに、東京都に住む女性は、石原の方が好きだという。アベコベではないですか。
　東京の女性の政治意識がそんなにも低いとすると、日本はどうなってしまうのか、本当に心配になってきた。森田さんはどう思いますか」
　たしかに、石原候補は、「低姿勢」で選挙戦に臨んでいて、成果を上げているように見える。東京都民の多くは、人がよく、騙されやすい人が多いのかもしれない。
　「しかし、最後には東京都民は『タカ派と傲慢・都政私物化』よりも『平和と福祉』の方を選ぶ、と私は信じている」――と私はＡ君に答えた。
　東京都民の良識が試されている。「知名度と人気」で選ぶか、「平和と福祉」で選ぶか、日本中が東京に注目している。誤りなき選択を祈っている。 　　以上　転載

http://home.inklingmarkets.com/market/show/3645
inkling markets make a paredicton 4月3日の趨勢
石原慎太郎 46.2%
浅野史郎 　37.8%
吉田万三 　15.2%
黒川紀章 　1.1% 　　　　浅野氏大分追いついて来ている。

　
　浅野氏、もうひとふんばり！　　共産・吉田氏の票が浅野氏に固まれば楽勝であった？
のだろうが、そうはいかないのだろう、共産党は野党共闘よりは独自の得票を伸ばす事に
目標を置いているようだから。　
　　
　それにしても、何故都民は（特に女性が）何故誠実な実績を宮城県知事として残した
浅野氏を選ばず、あの都政を私物化した口先だけの老害の徒石原を選ぼうとするのだろう。
　
　民主党にも連合体の矛盾が出てきている、足並みが揃わない。　民主党所属の元代議士現神奈川県知事の松沢氏と上田千葉県知事が選挙戦の初日、石原の街頭演説に応援に駆けつけている。
　これに対し、民主党は困惑気味、ある党関係者は「裏切りだ」と怒りを隠さない。

　永田町にはこんな見方も浮上している。
　「松沢氏は、石原氏支援の理由を表向き『首都圏連合』と言っているが、本音はポスト
　小沢をねらう菅直人代表代行も含めた小沢執行部に対する“倒閣運動”ではないのか。
　かつて民主党所属の保守系議員だった松沢氏が、小沢一郎・民主党代表の党運営に
　不満をもつ党内の若手保守系議員に代わって、小沢氏を牽制してもおかしくない」
　（永田町事情通）

　松沢氏といえば、民主党の前原誠司元代表や野田佳彦衆院議員と同じ松下政経塾出身。

　民主党は小沢党首の元、結束して事に掛かれる状態にはどうもないらしい。　困った事である。

　腐敗の自公に対抗する中心党となるべき民主党が内部分裂では、権力の打倒はむずかしい。　いっその事ここは思い切っての獅子身中の虫は叩き出すのが賢明かと。　減った員数は清冽な新人発掘で補うべし。　もっとすっきりとした党のカラーを打ち出すことだ。

　それにしても、毎年二回もやらかしていた超豪勢な外国旅行、妻や配下を引き連れてのまるで大名行列。　福祉を大幅カットして、その替りに不要な美術館を知人と息子の為に
立ち上げ予算を大幅アップで優遇するなど、したい放題の乱脈行政、中小企業対象に立ち上げた都立銀行は三男の選挙地盤を中心にした乱脈融資の焦げ付きにより難破寸前、
それに五輪誘致案といい、何一つ建設的な行政はやってはいない。
　建て直しは浅野氏に期待するしかないのが現実であるのに何ゆえかかる選択をするのであろうか．．．
　絶望的な日本の将来は、ここ首都の都民の間違った選択にも表れている。
　庶民、特に日本の庶民てのは、上っ面だけ見ての知性なき感覚的選択しかようしないのか。　　それとデマ作戦とか、メディア使ってのライバル叩きだとか、そんなミエミエの作戦に簡単にひっかかって、かかるダメ男を又々知事に仰ごうってのか。




　　　　
　　
　　　
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