日々随想

　
　『宙に浮いた年金記録』　５０００万件が、更に１５００万件も多かったと判明！！．．．

　６５００万件を彼らの宣言の如く一年間で整理統合するとなれば、年間稼動日数仮に土・祝
も稼動して３００日動いたとしても、一日当たり２０万件もの処理が必要でとてもじゃないが、
実現不可能、せいぜいこの一割程度であろう、処理出来るのは。

　そして現場の職員たちは、「照合するって、どうやってやるっていうの？」と困惑しているのだとか

　庁内で囁かれている言によれば「現場対応の人数を増やし、業務をこの問題のみに特化
しても八九割の照合に五年は掛かる。今の人数だと一年で出来るのはせいぜい一二割程度
」との事。　さもありなん。

　近親者にもその不審ケースがあった。　　この人の場合厚生年金を掛けていた会社の勤務
年数が短く、２０年すれすれの可能性強く、全てを足しての検算に赴いた、定年間際に。
　その際の係員の照合では「大丈夫２０年には充分足りています。まだ余裕がありますので」
との事、本人もホット安心していたのだが、いざ貰うとなると、２０年に４ヶ月足りないので、
満額は貰えず、妻の手当ても無しとの事、それはオカシイと再度社保事務所に足を運ぶも
返事は同じ『足りない』との事、しかもデータのコピーを頼むと「外への持ち出しは禁じられて
いる」とてコピーもして貰えず！！（約１２年前の事だが）．．．

　そのまま、結局は先方の言うこと信じて、大幅減額の１０万にも満たない年金を受け取っていた。

　今、彼が再度足を運んだとて、その証明はほとんど難しい事であろう。　中には無くなった会社
もあるし、何分数十年も前の記録ゆえ、小さな会社など記録保全もおぼつかない。

　本人の手元にも詳細な記録などされてはいないのだ。

　大体本家本元の管理者社保庁がコンピュウター入力を間違ってとか、何とか言って、二十年
に渡って事が大きく発覚するまで放っておかれた、という事自体犯罪性、故意を痛感させる事態
である。

　その損失分は２０兆にも及び、丁度その額分、社保庁の者たちが無計画、杜撰に予算を勝手
に使い果たしてしまった後らしい。　　その額が１９兆に及ぶというのだ。

　この損失補てんと責任追及はどうする積もりなのだろう。　　年金受け取る３０００万の内１８００万
約６割の人がその被害者に該当するというのだ。（この数字も５０００万と発表された時点のもので
千数百万上乗せ訂正された今では七割強の被害、と大変な数の人に損害を与え、且つ又その
まま回復もほぼ不可能という事が判っている。

　今でも一応話しは聞くが、その通り受給者側の言い分の通って件はほんの数える程も無いと
云う（庁内在職者の弁）。

　不可能に近いのだ、現状！！　　払う予算も無いのだ！！　何故ならもう庁内で遣い尽くした
あとなのだ！！　今も関係法人でもって、その年金食い潰しはＯＢ共によって続行されている！！　自分たちの共済年金には手を付けず、他人の掛けた厚生年金
を食い潰しているのだ！！

　これらを一体これからどう解決しようってんだ？！！　大変な問題である。

　ここまでやられて、国民は官僚共と政治ゴロ共を信じて従いてこうと言うのか？！！．．．

　国民総一揆の時である！！　　みんな何してるんだ？！！

　　こんな事やられて、憤起もしないのか？！！　．．．




　　　
　　
　　　
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