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Jul 2, 2007
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カテゴリ:その他
 http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20070630033.html
久間防衛相「原爆投下しょうがない」

 久間章生防衛相は30日、千葉県柏市の麗沢大で講演し、先の大戦での米国の原爆投下について「長崎に落とされ悲惨な目に遭ったが、あれで戦争が終わったんだという頭の整理で、しょうがないなと思っている。それに対して米国を恨むつもりはない」と述べた。

 また「勝ち戦と分かっている時に原爆まで使う必要があったのかどうかという思いは今でもしているが、国際情勢、戦後の占領状態などからすると、そういうことも選択としてはあり得るということも頭に入れながら考えなければいけない」と述べた。
 2007年06月30日

 
 この一報にも驚いたが、今日「論壇・目安箱」を読んでいて、
 http://www.rondan.co.jp/html/mail/index.html 久間防衛相の発言
 という文を読んで更に驚かされた。

 それによると、何でも佐藤栄作総理の時、昭和天皇と政府は日本への原爆投下
 を実戦指揮した司令官に、航空自衛隊を育成した功績を讃えるとして、最高の
 栄誉賞「 勲一等旭日大綬章 」 を授与していた、と言うのだ!

 原爆に関して天皇は、1975年 日本記者クラブでの公式記者会見でこう
 云っておられたそうな!!...
 http://www.youtube.com/watch?v=4b6VuxlBUYI (ビデオの実像あり)
 (日本記者クラブ主催「昭和天皇公式記者会見」1975年10月31日)
 
 「エー、原子爆弾が、エー、投下されたことに対しては、エー、エー、遺憾に
は思ってますが、エー、こういう戦争中であることですから、どうも、エー、広島市、市民に対しては気の毒であるが、やむをえないことであると私は思ってます。」
(日本記者クラブ主催「昭和天皇公式記者会見」1975年10月31日)

 これにも驚いた。 原爆投下の実行部隊総指揮官に最高位の勲章を与えた彼ら、米国にひれ伏しそのもと国政を司る自民党、そして昭和天皇は「原爆投下は戦時中でもあり、やむを得なかった」などと是認していたというのだ!!


 これを聞いて灼熱の爆弾炸裂のもと『熱いよ!!』と悲鳴を残して死んでいった非武装の市民たちはどう思った事だろう!!...
  生き残りの人たちも!!...

  生き残った大やけどの人たちは防火水槽や川に飛び込んで熱い焼けた体を冷やそうとし、そしてその中で苦しみながら死んでいったという。

  焼け爛れた重症の身で救ってくれる人もなく、襲いくる蚊の集団から
身を守るため、焼け残ったトタン板など拾ってきてその焼け肌の上に乗せる人々、、、正に地獄絵、、、
これは、広島にいたとき被爆者から聞いた話の一部である。

 
 白旗を、既に揚げて他国にその仲介を求めていたというのに、新型爆弾の実験の為、あえて急いで二発を落とした米国!! しかも無抵抗な市民の上に!!..

 . それを彼らは「戦争中だ、仕方のなかったこと」などと言って
許すというのか?!! 権力者たちにそんな台詞を吐く権利などあるのか?!! 庶民をひこずって無理やり戦争に狩出し、又婦女子を爆弾に晒し焼きころさせておいて!!...


 そんな人たちの死を、剃髪し仏道に入りその霊を弔う、、、というでなく、「当時反戦など唱えようものなら、私は確実に首をちょんぎられていた』とマッカーサーに弁明したという天皇、位も退かず、死ぬまで天皇であり続けた。

  
 久間発言をきっかけに大勲位贈与とこの(天皇の)発言ある事を知り、今更ながら、自民党の徹底した奴隷根性と昭和天皇の国民を思わぬ体質を
ホトホト思い知らされた。...  何時の時代も権力者なんてのは所詮こんなものなのか!!...




  
 
 

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Last updated  Jul 3, 2007 05:50:16 AM


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