テーマ:日々自然観察(9764)
カテゴリ:野山や海の動植物
タケニグサ(竹似草) ケシ科の多年草 先日の愛宕山の首無地蔵からの下りで 荒れた斜面にたくさん生えていました。 いつもの“園芸ナビ”で以下のように教わりました。 これは、荒地や伐採跡地など植生が破壊された跡に 最初に入り込んでくるパイオニアプランツのひとつ ケシ科のタケニグサです。 この説明、現場の環境にピッタリ! 以下、ついでに調べたにわか知識です。 語源には竹と一緒に煮ると柔らかくなって加工しやすいからとの俗説があるが、茎が中空で竹に似るからというのが正しいらしい。別名チャンパギク(占城菊)ともいい、チャンパ(南ベトナム)付近からの帰化植物と思われたためらしいが、実際には日本および東アジア一帯の在来種と考えられている。(ウィキペディア) タケニグサの名前の由来は、茎が中空(ちゅうくう)で太く高さが2メートルにもなり、竹に似ていることや、青竹をこの草で煮ると、自由に曲げることができるからと言われていますが、竹に似ていることからついた名前のようです。 また、地方にはササヤキグサやチャンパギクの別名などもあります。 ササヤキグサとは結実すると長さ2センチくらいの果実が多数つき、果実の中の種子が、ふく風によって種子と果実が接触する音がして、群生地では人がささやいているように聞こえるためです。 チャンバグサとは、葉や茎の形容が、日本の草でありながら、日本離れしたものに見えることから、チャンパ(安南国(あんなん)現在のベトナムのこと)のキクと呼ばれていて、これは葉がクキに似ていたからついたものだと思います。 (イー薬草・ドット・コム) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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