カテゴリ:読書
今日の日付で書いたブログ 何故かプレビュウや下書き保存が出来なくなった せっかく書いたブログが・・・と残念だった そんなことを言ってもしゃあないので 仕方なく書きなおした 今見ると、先に書いたブログもアップされているではないか こちらは消えたブログを思い出しながら書いた再投稿である あえて二つのブログを投稿する次第です 若山牧水「みなかみ紀行」を読んだ 五月初めのドライブの途中 暮坂峠で牧水の詩碑に出会った縁である 一緒に収録されている他の紀行文も併せて読んだ 旅の大好きな歩人であることがよくわかった 何日も連続して歩く様子はわが遍路と同じだ 地図や磁石を持ち、着るものや持ち物に 独自の工夫をして、かなりの健脚ぶりが伺える 草鞋(ワラジ)よ、お前もいよいよ切れるか 今日、昨日、一昨日、これで三日履いて来た 履き上手の私と、出来のいいお前と 二人して越えて来た、山川のあとをしのぶに 捨てられぬおもひもぞする なつかしきこれの草鞋よ 別の詩では、こんな個所もある 枯草に腰をおろして 取り出す参謀本部 五万分の一の地図 旅好きの上に酒好きであるのもうれしい 白玉の 歯にしみとほる 秋の夜の 酒はしづかに 飲むべかりけり 有名な歌から酒好きであることは想像できる 旅の途中、毎日酒を飲んでいる それも朝、昼、夜の区別なくである 酒は静かに・・・などというから ひとりで飲むのが好きかと思うと 歌人仲間や道中で知り合った人たちと にぎやかに飲む場面がよく出て来る 自然豊かな野山を歩くことが好きで その上、酒が大好きな牧水さん みなかみ紀行を読んで、牧水さんへの 親しみが一層増すことになった。 蛇足になるが、ホトトギスの鳴き声を ほったんかけたか、ほったんかけたか と表現しているのが珍しかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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