感想を述べます！

任天堂のホームページで３ＤＳ用の暗算練習ソフトを見つけて即購入してから１か月たちました。
本を読むペースが速くなったり、仕事がより集中できたりと、なかなかいい効果が得られている感じがします。

さて、暗算というと、ある計算式があった時に計算機やパソコンをを使って計算したり、紙に書いたりすることなく計算するわけですが、ただ単に数字を見て計算するのではかなりしんどい思いをするわけです。
どうやって暗算をするか・・・というと、コンピューターと似たような方法でやってしまうのです。

パソコンや携帯電話などのあらゆるコンピューターというのは、電気がついた、電気が消えた、この２つを使って数を表現したり、計算したりしているわけです。
例えば、電気がついていなかったら０、ついていたら１を表現します。
じゃあ、２を表現するにはどうすればいいの？という疑問があるのですが、１ケタでは表現しきれないので、まず繰上り用の桁に電気をつけます。そして本来の桁には何もないので０とします。つまり、「１０」となるわけです。３の場合はこれに本来の桁を１にすればいいので「１１」となります。４の場合はさらに新しく繰上げ用の桁を用意してあげて「１００」とします。
この考え方で表す数を２進数というわけです。

コンピューターの頭脳であるＣＰＵと呼ばれるものには、数を記憶する「レジスタ」と呼ばれるものが必ずあります。そこにメモリと呼ばれるところからデータを取り込んできて計算し、逆にメモリに渡してあげるということをやっています。この「データをメモリに渡す」ということを利用して何かを動かしたり、音楽が聴けるようになったり、動画を見ることが出来たりするようになるわけです。

さすがに人間の脳で２進数をイメージして暗算しようとしたら、ちょっとした計算であっても桁が多くなりすぎて、さすがに脳みそがパンクしてしまいます。
そこでソロバンが出てくるのです。
ソロバンには１ケタにつき１を表現する珠が４つ、５を表現する珠が１つあります。これで数を表現し、なおかつ計算をやっていくわけですね。
ソロバンは珠を上げたり下げたりして数を表現しています。ということは、コンピューターのように電気がついた、つかないという状態になっていて、ある意味ソロバンはデジタル計算機であるとも言えましょう。これがコンピューターができるはるか前から存在しているのは脅威とも言えますね。
このソロバンを頭にイメージして、指を動かしながら暗算していくわけです。慣れてくると指を動かさなくてもできるようになります。

現在自分は掛け算が２ケタ×２ケタのタイプ、割り算が２ケタの数字で割るタイプ、見取り算が２～３ケタの数字を５つ足したり引いたりするタイプ、見た数字を足していくフラッシュ暗算が２ケタの数字を１０個足していくタイプを練習しています。
この中で、一番大変きついものが、２～３ケタの数字を５つ足したり引いたりする見取り算です。２ケタだけの足し算だったらある程度容易にできるのですが、１ケタ増えただけでかなり大変なことになってしまってます。毎日やり続けてこれを自分のものにしていきたいです。

これをやる目的は、当然ながら仕事をまともに出来るようにするため・・・なのですが、それ以外にも、いつしか暗算選手権に出場できるような実力をつけたいな・・・と、今は思っています。

初心者から日本一まで そろばん・あんざん・フラッシュ暗算　クロン

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