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入社して5年が過ぎたA氏は、創立30周年を迎える周年記念行事の実行委員に選ばれました。
実行委員会は定期的に開かれていましたが、A氏は営業職として外回りがあるとの理由で遅刻や早退が度々あり、本腰を入れて取り組めないでいました。すると、先輩が何のために周年行事を開催するのかを説明してくれました。 「事業の継続発展を祝祭するとともに、携わる人々のマンネリを防ぐため、節目の時期に、原点に立ち返って過去の歩みをくくり、新たな意欲をかきたてながら未来に向かうための行事である。竹も節目があるからまっすぐ伸びていけるのだよ」 さらに「木の根っこがしっかり大地に根付いているから、実り多い収穫につながる。周年行事は本(もと・創業時)の精神をわすれないから、毎年の末(すえ・利益)が上がり、未来の発展があるということの確認だ」と付け加えました。 「何事も本を忘れて、末は栄えないものだ」と心してAさんは、実行委員の仕事に真剣に取り組むようになりました。初心を忘れず、前に進みたいものです。 ・・・ 私がやっている取り組みも、いつしかマンネリになっていきそうですが、なんとかそうならないように気をつけております。 まあ、過去に実際に体験した出来事があまりにも悲惨すぎる、というのもあったりするのですが、自分はどういう人間になるべきか、ということを、毎日欠かさず考え続けていっているから、マンネリにならずに済んでいる、というのがあるのかもしれません。 これからも、そういったものを大切にするように生活していきたい所存です。 私は、初心を忘れないようにしていきたいと思いました。 以上です。 (2010年11月10日) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.09 14:01:13
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