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「大変ぶしつけなご相談、お願い事かと存じますが・・・、放射線、化学療法についてもっと知りたいので、他の病院も受診したい」
食道癌で入院して4日目のOさん(52歳)が、前夜何度も書き直したメモを手に切り出すと、手術を強く勧めていた担当医師の顔色がさっと変わりました。 「それなら、すべて別の病院で治療してください」。その医師の突き放したような口調にOさんは退園にショックを受けました。 結局Oさんは、医師がインターネットなどで癌相談を受け付ける「キャンサー・ネット・ジャパン」から紹介された病院で、放射線、化学療法を受け職場復帰を果たしました。「たくさん情報を集め、納得して治療を受けたかっただけなのに、担当医には重いが通じなかったようだ」と、彼は当時を振り返ります。 「自分が入院して、初めて患者の気持ちがわかった」と語る医師の言葉を耳にしますが、人の気持ちは、自分がその立場にならないと分からないものです。 優しさと想像力を働かせて、相手の心を汲める人間になりましょう。 ・・・ 本文は、医者の例だったりしますが、自分が医者でなくても、相手にたいしての応対でも言えることでもあったりします。 自分が相手と同じような境遇を経験したことがある場合は、相手のことを思いやれる言動ができるのですが、そうでない場合は、逆に思いやらない言動をするときがあったりします。 たとえ自分が相手と同じ境遇を経験しなくとも、相手のことを思いやることで、相手を思いやれる言動ができることがあるかもしれません。相手のことを思いやれるようにしていきたいものです。 私は、相手を思いやれるようになりたいと思いました。 以上です。 (2001年11月15日) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.14 14:23:44
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