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監督K

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2006/10/31
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カテゴリ:育成年代指導論

 個人的な意見ですが、育成年代の指導に携わっていると近頃は「それじゃ、日本でストライカーが育つのは難しいよ。」と思うことが少なくありません。

・「かけっこは皆で手をつないでゴールしましょう。皆が1等賞。」
という話しを聞いたとき。

・幼児のときは自由に自己主張できていた選手が、小学校に入学してしばらくして、急に自己主張できなくなりそれに伴ってプレーの判断も人並みに変わってしまったのを見たとき。

・小学生年代のサッカーの試合を観に行って、ほとんどチームが「足が速い。」「大きい。」「ボールが蹴れる。」という選手に得点を期待し、ホントに得点感覚のある選手を別のポジションにしているのを目にしたとき。

・中学年代のトレセンで、フィジカル第一の選手の選考結果を聞いたとき。

・多くの指導者が「何が出来るか?」という目で、選手の評価にあたっているのを目にしたとき。

 
 
 日本人の美徳や学校教育の方針は、ちょっとストライカー育成とは違うような気がします。

 私は、イチローがメジャーリーグで成功した野球のバッティングと同様に、サッカーのゴールも決してフィジカル要素だけではないと考えています。

「勤勉さ」「気転の良さ」「冷静さ」「判断の良さ」「粘り強さ」「すばしっこさ」・・・海外で通用する日本人ストライカーは決して夢ではありません。
 
 ただ、現状を考えると、日本の学校教育のあり方や選手育成環境は、まだまだストライカーを育て上げる風土にはなっていないような気がします。

 そういう面では、学校と連携した選手の育成という方向性やストライカー専門のコーチなども、改善の一つの方策になるかもしれないと考えているところです。








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Last updated  2006/11/30 10:32:43 AM
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