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2007年04月27日
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朝。枯れてしまった花の鉢を床に叩きつける田原。
すっかり燃え落ちたビル。鉄骨が残るばかり。炭化した死体。
「また随分と派手なのが現れたもんだ」
「天文台の話だと確認された新星のスペクトラムはモラトリアムの現出を示している」
「あ~、朝飯に食べたベーコンそっくりの焼き加減だ」
「モラトリアムか、厄介だな」

現場から少し離れた所に黒と猫。
「どういうことだ?どうして田原の娘が?娘について何か特別な情報は?」

「ここには舞を守るお守りが入っているんだって。小さい頃にパパが・・・」
舞が手首の内側に光るものを見せてくれたことを思い出す黒。

「今日まで田原の娘が契約者だなどとの情報は一切なかった。
これがどういうことか解るか?田原の研究はどうやら首尾よくいっていたということだ。
二つまとめて手に入れる。仕事だ、ルーコ」とケネス。
「ふふん」笑みを浮かべる契約者・ルーコ。

(OP)

虚ろな目でふらふらと歩く舞。三差路にある電柱にぶつかりミラーを見上げる。
意識が戻る舞。ミラーに映った姿に叫び声を上げる。手首にあったはずのお守りがない!
道路に飛び出た舞にトラックが突っ込んでくるがその瞬間眼が虚ろになり炎が。爆発を起こし激しく燃え上がるトラック。
「違う、私じゃない。私の所為じゃない!」

車中の霧原。無線で宝来と話している様子。
「マイヤーアンドヒルトン?」
「アルヘンティーナ沖紛争でUKが参戦した際、それを請負い、先陣を切って契約者を兵器として投入した企業だ。良い噂は聞こえてこんな。契約者の量産を目的としたインブリード、異種能力者間の交配によるハイブリッドの制作、脳外科手法による一般人の契約締結実験」
「現出したモラトリアムとの関連は?」
「不明だ。ただ十年ほど前だ、一人の日本人が研究員として雇われている。詳細は一切漏れてこない。彼らの入国目的とその人物の研究内容、そして今回の新星の現出。繋がるかもしれん」
「解りました。そっちは斉藤と河野に当らせます。私はモラトリアムの行方を」
「急げ霧原。モラトリアムをただちに確保し隔離する必要がある。奴らは契約者でもドールでもない。自覚もなく能力を垂れ流す出来損ないの化け物だ」
「尽力します」

国立天文台。
「課長」と大塚。
「ご苦労様です。警視」と石崎香那美。
「対象はどうなってます?石崎主任」
「先ほどうちの霊媒たちが練馬区付近で再補足しました。ただ強力な思念圧の逆流を確認したもので現在は一旦探知行動を休止させております」
カプセルの中、チューブが付けられた霊媒たちが機械の部品のように並ぶ。
「避難勧告は?」
「周辺5km圏内にガス管破断の名目で発令済みです」
プラネタリウムと投影機。中央にいる老婆?に一礼する石崎と霧原。
「ご無沙汰しております、星見様。霧原です」
半球の形状のものを被っている星見様。

自販機に持たれる石崎、傍のベンチに座る霧原。缶しるこを飲む石崎。
「そもそも契約者が契約者と呼ばれる所以、持ち得た能力を行使した後に必要とされる対価と呼ばれる精神的呪縛行為、その支払いをモラトリアムは猶予されている。一定の期間が過ぎると大概はドールへと状態を移行する。うちの霊媒たちみたいにね」
「スタンダードな契約者と違ってモラトリアムは自分で自分の能力を制御できない」
「そんなとこ。正直外事が把握している以上のことは私たち天文台も掴んでいない。モラトリアムは観測事例が少ないんだ」
「そう」
「ただ今度のはパルスがちょっとばかし不安定かな?何を仕出かすか分からないってこと」
考え込む霧原。
「まーた、眉間に皺寄せて。もう若くないんだから本気で刻み込まれるよ」
「同い年でしょ!香那美に言われたくないね」
「大丈夫。私はそんな所に皺作るほど人生真剣に生きてないから」
「変わらないね、昔から」
「あんたもね」

避難する人並み。
「住民の皆さん。指定された避難場所に避難してください。この一帯は危険です」と流れる放送。
避難所に向かう舞の友人・ユカ。ふと細い路地を見るとうずくまる舞が・・・
「舞!こんな所で何してるの?早く逃げないと危ないんだって、ガス管が破裂して・・・」
首を横に振るばかりの舞。
「ユカ、友達か?」
「あ、うん」
「大丈夫、怖くないから。私たちと一緒に避難しよう」手を差し出すユカの父。
「ダメ、来ないで」
「舞、お父さんだよ」
「行って、お願い、ダメ~!」
「舞?」
「急ごう」舞の腕を取るユカの父。
「ダメだって!」と舞が叫ぶとユカの父の腕が炎に包まれた。消そうと腕を振るが消えない。「何だ?」
「お父さん!」
気がつけばユカの足にも炎が。叫び声を上げる二人。瞬く間に燃え上がる炎。どうする事も出来ず涙を浮かべる舞。
「だからダメだって、ダメだって!」逃げる舞。傍の電線を走る探索する光の顔。

天文台。地図を動く光の波紋。
「見つけた」
「対象、中野区丸山北で捕捉」
「対象を刺激するな。特隊の現着を待て」無線で連絡する霧原。

公園のブランコに座る舞。
公園の入口から監視する警官たち。銃を構えている。
ドスッ。音とともに手首から先が落ちる。叫ぶと血が噴き出す。
隣の警官の腕も落ちている。見えない糸のようなもので切られる警官。周囲に血しぶきが・・・

虚ろな眼の舞。
糸のようなものを振り回してジャングルジムに腰かける男。見えない鞭を回収している。赤く光る瞳のルーコ。

(アイキャッチ)

次に続く


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最終更新日  2007年04月27日 11時48分31秒
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