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テーマ:DVD映画鑑賞(13600)
カテゴリ:おうちで映画♪
あの日 誰が思っただろう。 今日が自分の人生の 最期の一日になるなんて。 最期の瞬間が 訪れることを知ったとき 人はそれぞれの国の言葉で それぞれの神に 祈りを捧げる。 振り絞るようにして 大切な人に ただ一言だけ 「愛している」と告げる。 9.11 忘れもしないあの日。 テレビから繰り返し流れる ニュース映像に 誰もがただ呆然と 凍り付いたように立ちすくんだはず。 足下から何かが崩れていくような たとえようもない 胸騒ぎと虚脱感。 ハイジャックされた 4機の旅客機のうち、 唯一目的地に到達しなかった “ユナイテッド93便” 機内にいた人たちは 携帯電話でのやりとりで 自分たちの状況が 悲しいほどに分かっていて その上で 極限の選択に 勇気を振り絞って 立ち向かっていったんですね。 リアルな映像に 胸が張り裂けそうでした。 そして 「ボビー」を観た後に 感じたのと同じキモチになりました。 暴力は暴力を生み、抑圧は報復を生む。 共に暮らす人々は、皆、同胞であることを、 私たちが一瞬でも思い出すことが大切なのだ。 彼らは私達と同じように短い人生を行き、 与えられた命を、 私達と同じように最後まで生きぬきたいと願っている。。。。。 映画「ボビー」の中で使われていた ロバート・F・ケネディの演説の一節です。 人はいつになったら 気づくのでしょう。 寂しいです。 誰もが皆同じように生を与えられた かけがえのない 大切な地球の子供なのに。 繰り返す愚かな行為の先には 輝かしい未来など ありえないのに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ボビーと一緒に日記拝見しました。
「皆、同胞」重い言葉です。 いつ、どんな時もそう思えるのか? 自分に自信が持てない・・・部分もあり・・・ いつになったら終るんだろうね。 (2007.03.05 20:07:41)
★momoさん♪
この映画、飛行機に乗り込む前のテロリストの様子が、最初の方に映し出されるんですが、自分の信じる神に祈りを捧げ、空港から家族に「愛している」と電話をするんです。 飛行機がもうダメだとわかった乗客も、みんな神に祈り、電話をかけて家族に「愛している」と言う。 みんな同じ人間なのに・・・と、ホントむなしくなってしまいました。 どちらも実話だけに、つらさもひとしおです。 (2007.03.05 20:16:11)
『ボビー』の終章に流れるメッセージは、さりげなく、もしかしたら気が付かないかもしれないように、配置してある。しかし、ここに監督の思いは集約されているのですね。『ボビー』はあとからジワジワと効いてくる映画です。
(2007.03.05 22:41:43)
映画館でこの映画を観た時、泣かせようとか
感動させようとかを考えて作っているわけでは なく淡々とした映像なのに、ものすごく感動 させられました。 ラスト、これが(墜落が)事実でなくて 映画の中でだけの出来事だったら、映画の中の フィクションであったらと思いました。 墜落するとわかっていても、どうにか助かって と願わずにはいられないラストの映像でした。 人間ってなんで同じ過ちを何度も繰り返すの でしょうね。。。 TBさせて頂きますね^^ (2007.03.05 23:47:36)
結局、宇宙から侵略者でもやってこない限り
無駄な殺戮をくりかえすのだと 思う。 そして、私たちが今見ている 映画のように 未来の地球は もうボロボロになって やっと 人類は そのあり方に、気付いて 戦争はシュミレーションで という時代になるのだと 思います。 しかし、現実に 私たちの国の近くにも 自分のわがままだけを 通そうとしている国があり、 そのわがままが 通りつつあるのも 恐ろしいことです。 わがままを 許せば きっと また もっとわがままを 言うに違いないのに。 飢えた国民が 豊になるのなら、 いつでも援助はおしまないのに。 でも 日本人は こういう風にハイジャックされて 自爆する道を選べるかしら・・・ (2007.03.06 00:13:13)
この映画の存在自体は知っていたけれど、事実だけでもう十分だと思う。事実の上塗りをして、
映画にして、どうしようというのだろう、アメリカは。。。「愛」とはエゴイズムだと思う。 だから自分の信じる道を歩み、自爆テロなんてやらかすんだと思う。人間って愚かだ。 愚か過ぎる。。。 (2007.03.06 00:34:59)
★BCwallさん、おはようございます♪
うんうん♪そうですね! 押し付けではなく、ホントにさりげないのに、何日 もたってから、ふとアタマの中にリフレインされている・・・(笑) たまたまレンタルしたDVDでしたが、より「ボビー」を堪能する出会いとなりました。 (2007.03.06 09:08:31)
★ひろちゃん♪映画館でご覧になったんですね!
淡々と物語りは進むのに、気が付いたら前のめりで涙があふれていました。 単にエンターテイメント的な映画なら、ラストはギリギリのところで助かるはず。 でもこれは現実に起こったことなんですね。 祈りました。結末はわかっているのに。 すごい映画。辛い出来事ではありますが、後世に残さなくてはいけない映画だと思います。 (2007.03.06 09:17:38)
★ジェニさん、こんにちは♪
>結局、宇宙から侵略者でもやってこない限り >無駄な殺戮をくりかえすのだと 思う。 ★笑い事ではなく、そうかも・・・!ジェニさん、すごい読み・・・。映画で幾度となく、シュミレーションされているんだから、そろそろ賢くならなきゃだめですね! 「覚悟の時」がこないことを祈りたいです~! (2007.03.06 12:40:18)
★Heikさん、こんにちは♪
人間って、何かが起こった時はすごく大騒ぎするのに、時間がたつと風化させちゃって、遠い昔のことのようになってしまうのが常だから、こういう大切な事実は、後世に残す意味も込めて、映画になるのはいいことだと思いましたよ♪ (2007.03.06 14:21:52) |
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