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June 19, 2006
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映画「陽気なギャングが地球を回す」公式ガイドブックに入っている短編。
この短編だけ立ち読みしたので、ガイドブック自体がどんな内容か詳しくは分からず。

引越し業者の男は(言いがかりとしか思えない)クレームを受け、客の家に行く前に喫茶店に寄っていた。
そこで祥子さんの入れた美味しいコーヒー(なぜ、同じものでも響野の入れたのは不味いのだろう)を飲みながら、彼女に問われるまま、3年前に別れた彼女の話をする。
浮気の前科はあったが、彼女が疑って別れることとなったその時は無実だったということを。

実は祥子はその彼女(友里絵だったかな?)から無実だったかどうか確かめて欲しいと依頼を受けていた―

さりげなく、でもしっかり能力を生かして、成瀬・雪子・久遠・響野、皆が協力。
なぜこんな親身になってくれたかという男の問いに「(彼らは)普段、悪いことしているから、たまに良いことをしたくなる」のだと説明する祥子。
「夫(響野)も役に立つことあるのね」と言う台詞もある。
どう役に立ったかはお確かめあれ!

タイトルは"逃がした魚は大きい"の変化形。
それぞれまた魚を見つけようとエールを送りあうカップルもまた良し。

微笑ましい短編でした◎





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Last updated  June 19, 2006 10:24:06 PM
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