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カテゴリ:ONE PIECE
ONE PIECEの簡単な考察です 今回気になったセリフに ソルベ王の「人は肩書で勘違いをする」というものがありました これはくまの過去編で出てきた悪政を敷く王が言ったことです その言葉が出る前の話として 王がくまたちのいる南部に暮らす者たちを北部の人間より格下にするという法律を作った これに反対する者たちもいっぱいいたが それに対する王の返答がこれだった 王の狙いは自分の悪政の不満のはけ口に身分差を作ることでそらそうということだったと思われます 人は肩書で勘違いをする この文を読んで皮肉にもなるほどと思いました ONE PIECEの世界には一部を除きそういうものたちの姿を見てきました 肩書を作り階級というものを作り 上下を明確にすることを まあこれをすべて悪いとは言わない 海兵とか組織では上下関係を作らないと成り立たないところもありますから ただ自分が命令できる立場にいることで 下のものたちには何をしてもいいと考える奴らは出てくる その最たるものが天竜人でしょうね 奴らは自分がこの世界の誰よりもえらいと思っているから他者を平気で虐げ傲慢になっている 五老星も人を虫としか思ってない ゴア王国でも身分による差別は激しかった そういえばワポルも王になったから国民に好き勝手してもいいと思ってた 上下関係ばかりじゃなく 単純に海兵の中にも正義という立場だから好き勝手してもいいと思っているやつもいるしな 肩書で勘違いをする者たちは現実にもいる だからパワハラとかモラハラとかそういうのが横行するわけだ かつて緑牛が言っていた 差別は安寧 胸糞の悪い言葉ではあるが現実それを否定することもできないと言えるかもしれない それがまかり通ってるのが現実なのだろう ただ同時に幼いくまが言った 生まれたときからえらいなんておかしい 生まれたときから奴隷なんて生きてる意味がないという叫びも よく分かるし これが本来正しくあるべきだと私も思う もちろん当人の努力で地位や権力を得たのなら それは評価されるべきことなのだろう だけどだからといって不必要に他者を害していいはずなどない 肩書は立場を明確にするものでしかない だがそれは他人に理不尽を働いていいということを証明するものではけしてない 人は肩書で勘違いをする だからこそ肩書のもつ意味を考えなければならないだろう では
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