朝のリンゴは金

　爽やかな季節になりました。植物にとっても心地よいらしく、ローズマリーの花が増えてきました。




　今朝のところは6輪咲いているように見えますが、実はそれぞれの花が対になって咲いているので、実際には12輪咲いています。

　先日、プランターから鉢に植え替えました。土や肥料など、DIYの店で聞いた通りに作業したので、気のせいか以前より元気になったような気がします。この調子で頑張ってくれるといいのですが。

◆映画「バンテージポイント」
　2008年のアメリカ映画です。出演はデニス・クエイド（トーマス・バーンズ）、フォレスト・ウィテカー（ハワード）、など。


　


　対テロ対策を国際的に議論しようとするサミットがスペインで開かれることになりました。アメリカからもアシュトン大統領が出席します。ということは、シークレットサービスが同行する訳ですが、その一員にバーンズも選ばれました。

　彼はベテランで能力には何の疑問もありません。しかし、つい最近に大統領を庇って銃撃され負傷しています。現場に復帰させるのは、まだ早いと驚く声もあったのですが、チームのリーダーであるテイラーが敢えて指名したのでした。

　そして、大統領が大衆の前での演説会場に向かう途上で大統領の暗殺計画があるとの報告が届き、急いでBプランに変更されます。つまり、演説には替え玉が臨み、大統領は事前に確保してあったホテルに避難します。

　そして・・・、というストーリーでした。なんとも複雑な展開で、息をつく暇もありません。後で冷静になって考えると、テロリスト側の入りくんだ計画は、複雑すぎて、却って成功の確率が低くなりそうなものです。

　やはり、映画を面白くするためには何でもする、という映画人魂の産物だったんだと思います。しかし、その努力は買えます。面白い映画でした。

　私はカーチェイスは大嫌いです。だってどんなに危うく見えても、主人公は助かってしまうに決まっているのですから。でも、この映画に限っては悪口は言えません。デニス・クエイドの不器用な熱演に感動してしまいました。