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2024.04.14
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カテゴリ:カテゴリ未分類
本日4月14日日曜日16時より、当麻寺(奈良県)にて練供養が行われます。
ことしより重要文化財に指定されています。

この行事は鎌倉時代頃に始められており、このような行事の最古の物です。
この平安時代にこの地区出身の天台の高僧である恵心僧都が表した「迎講」の行事が元になっており
これは中将姫が、亡くなられる時はこうだったのではないかと言うことを表している行事です。

亡くなられる時、多数の阿弥陀仏を始め多数の仏達が中将姫を迎えて、
生まれたところ(あの世)に導き引き取っていく様を表す行事です。

これは南無阿弥陀仏で知られる浄土教の広がりによって各地に広がっています。

前日、当麻寺を参拝調査しましたが、この当麻曼荼羅(浄土変相図)は称名念仏
(念仏を唱える)のもっと古い形式の物と言えます。

どのような図は敦煌にある程度であり、これほどの織物が残っていること自体奇跡的であり
念仏を唱える方は、是非一度観ていただきたい物です。

私としては、これは観想念仏、三昧(精神集中)により、仏を現前に表す為のものでは
ないかと強く思えます。

観想念仏が称名念仏に変わっていったのはわかるような気がします。
これは大変な事なのです。
この場所は、このような行を行う場所であったように思います。
そして中将姫はその様なことが出来た希有の方だったように思われます。


また当麻寺にある小さな見晴台から、奈良盆地を望むことが出来ます。
それを見ることができて、なぜ当麻曼荼羅を置く曼荼羅堂が東向きに置かれた理由が
わかるような気がします。

現在は東の仁王門から当麻寺に入場しますが、その理由は上記によるものと考えます。

普通なら南北線に沿って曼荼羅堂を建てるのでしょうが
曼荼羅(浄土変相図)は阿弥陀仏と極楽浄土を表した図です。

その曼荼羅が東を向くという事は、その当時多くの人が住んでいたところから見えれば、この場所は日の沈む西、つまり西方浄土の場所に、この曼荼羅を置いたわけですから
そちらを向いて立てられたその意味するところは、明らかと思います。





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Last updated  2024.04.14 16:45:40



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