本日は旧暦十二月二十九日。師走、水沢氷りつめる。
僕は小泉首相を高く評価しているのだが、皇室の事はあまりご存じでいらっしゃらないご様子である。
《「女系天皇を認めないということは、仮に愛子さまが天皇になられた場合、そのお子さまが男でも認めないということだ。それを分かって反対しているのか」と反論した》
反論になっていません。四日前、僕は、
《「おばかさん」は吉川座長ではなく、小泉総理の方だったという事か》
と書いたが、それを裏付ける発言である。「父方を辿ってゆくと天皇に行き着くのが皇位継承者の必要條件」というのが反対理由なのだから、生まれたお子様の性別以前の問題なのである。
小泉首相、女系天皇反対に反論
小泉純一郎首相は二十七日夕、女系天皇を容認する皇室典範改正案への反対論について「女系天皇を認めないということは、仮に愛子さまが天皇になられた場合、そのお子さまが男でも認めないということだ。それを分かって反対しているのか」と反論した。
首相は「よく議論していけば、この改正は必要だと分かってもらえる」と、今国会で改正案成立を図る方針に変わりがないことを強調した。
反対派議員を《抵抗勢力》と位置付けるかについては「いや、それは議員個人個人の意見でしょう」と述べた。官邸で記者団の質問に答えた。
安倍晋三官房長官は同日午後の記者会見で、自民党の青木幹雄参院議員会長らが改正案の国会提出に慎重対応を求めたことに「改正案作成後、自民党の部会や総務会、公明党でも議論してもらうことになる。了承が得られれば提出したい」と述べ、与党の了承を得た上で提出する方針を示した。
平成十八年 一月二十八日
デファンクト「君知らずや」を聴きながら
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