176173 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

河内保二主宰の経済工学リサーチの発信情報

河内保二主宰の経済工学リサーチの発信情報

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

経済工学リサーチ

経済工学リサーチ

楽天カード

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

 高尾@ 巣鴨の歴史についてのご質問 唐突のコメント失礼します。わたくし東京…

フリーページ

ニューストピックス

2014年10月20日
XML
カテゴリ:四季感慨
2014世界ブランド価値ランキング 米インターブランド社 2014/10/9 発表
 わが国の経済はデフレから脱却し、ものづくりもマーケットもコモディティ化した現況を良質適価への状態に転換しなければ、労多くして報われず、ワーキングプアから抜け出すこともかなわなくなる。

 河合 拓氏は昨年7月1日、「国産アパレルがLVMHになるには」と題して、次のように述べた。
―今の日本で服を売っても儲からない! 私はしばらく前に、日本の衣料品における総消費量と総生産量の割合を調べたことがある。結果は30%の過剰生産だった。日本の服は、30%は捨てられる前提で生産されているということだ。街を歩いてみれば、百貨店、ファッションビル、チェーンストア、インターネットには「服」が溢れている。加えて、日本の女性は、特に若い世代ほど服に「ブランド」間の違いを意識していない。例えば、買い物をしていて欲しいものがなければ、違うフロアで似たような服を探し、値段が高ければ、FOREVER 21やH&Mで探す。最近では、スマホやネットで探して購入する。今のアパレルビジネスは「安いモノ勝ち」である。こういう状況の中で新しい服のブランドを立ち上げることがどれほど厳しいか。水であふれかえっているコップに、さらに水をいれるようなものだ。今の日本で服など売っても儲からない。ゆえに、冒頭の相談を受けた時も、「これ以上服を作るのですか?」と問い返した。―

 こうした状態の中で、輝いて見えるのは、クローバルラグジュアリーブランド第1位のLVMH(ルイ・ヴィトン)であり、ブランドというものの大きな経済効果を思い知らされる。そのブランド、特にグローバルブランド化に日本勢が後れをとっていることは、日本の大きな経済損失である。2014年のグローバルブランド価値ランキングについて改めて考えるべきではないか。下記にこのための関係のあるランキングを記してみた。

日本ブランド順位  
8位 トヨタ
20位 ホンダ    
37位 キャノン
52位 ソニー
56位 ニッサン
64位 パナソニック
100位 ニンテンドウ

韓国ブランド順位
7位 サムスン
40位 ヒュンダイ
74位 KIA

中国ブランド順位
94位 ファーウェイ

アパレルブランド
21位 H&M
22位 ナイキ
36位 ZARA
59位 アディダス
83位 ラルフ・ローレン
97位 ヒューゴ・ボス
99位 ギャップ

ラグジュァリーブランド
19位 ルイ・ヴィトン
41位 グッチ
46位 エルメス
58位 カルティエ
70位 プラダ
71位 ティファーニ
73位 バーバリー

日本でのベストブランド価値ランキングも2013年版が次のように発表されている。
2013日本でのグローバルベストブランド価値ランキング
1位 トヨタ ・・・・・・・・11位 コマツ・・・・・・・・・21位 マツダ
2位 ホンダ・・・・・・・・・12位 ブリッジストン・・・・・22位 ユニチャーム
3位 キャノン・・・・・・・・13位 資生堂・・・・・・・・・23位 シマノ
4位 ソニー・・・・・・・・・14位 スズキ・・・・・・・・・24位 野村
5位 ニッサン・・・・・・・・15位 リコー ・・・・・・・・・25位 味の素
6位 任天堂・・・・・・・・・16位 スバル・・・・・・・・・26位 富士通
7位 パナソニック・・・・・・17位 ダイキン・・・・・・・・27位 コニカ・ミノルタ
8位 レクサス ・・・・・・・18位 アシックス・・・・・・・28位 シャープ
9位 東芝・・・・・・・・・・19位 日立・・・・・・・・・?29位 キッコーマン
10位 ニコン・・・・・・・・20位 三菱電機・・・・・・・・30位 オリンパス

2013日本国内ベストブランド価値ランキング
1位 ドコモ
2位 MUFG
3位 ソフトバンク
4位 ユニクロ

日本のものづくりがグローバルにブランド価値を高めて、良質適価で輝くビジネスを築き上げたいものである。

グローバルブランド価値ランキングranking_bestglobalbrands

ユニクロ、世界展開加速 海外に800店超え、ブランド戦略強化
J-CASTニュース 2014/10/19
カジュアル衣料店「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングは2014年10月9日、2015年8月期の連結売上高(国際会計基準)が、前期比15.7%増の1兆6000億円になるとの業績予想を発表した。
同社は2017年に売上高2.5兆円、2020年に5兆円という野心的な目標を掲げている。グローバル展開を加速し、目標を射程に入れたい考えだ。
総店舗数は初めて3000店を突破する計画―ユニクロの目線はもう世界
2015年8月期の営業利益は前期比38%増の1800億円、純利益は同34.1%増の1000億円と増益を見込む。そのために特に重視するのは海外展開で、国内ユニクロ店舗は8店舗減の844店舗にとどまる一方、海外ユニクロは185店舗増の818店舗と国内に迫る。この結果、低価格ブランド「ジーユー」や、女性向けブランド「セオリー」なども含めると、総店舗数は3015店舗と、初めて3000店を突破する計画だ。

海外ユニクロは、中国・台湾・香港約100店舗▽韓国約30店舗▽東南アジア・オセアニア約45店舗▽米国約20店舗▽欧州約5店舗の新規出店を計画。赤字続きの米国も、早期の黒字化を目指す。

人口が減少する中、国内市場で大きく伸びないことは、誰の目にも明らか。売上高の中長期目標を達成するには、海外での成長が不可欠だ。高品質の商品を、手ごろな価格で提供するというのがユニクロの信条。流行に左右されにくいベーシックなデザインが多いため、店舗数が増える分だけ収益に貢献するとみている。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2014年10月21日 08時01分04秒



© Rakuten Group, Inc.