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日本・アンチテキパキ党

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2007.05.19
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カテゴリ:Zガンダム
久々に字数制限に引っかかってしまった、昨日のゼータ劇場版3部レビュー続きです。





サラを取り戻しに行こうとしただけだったカツの行動は、彼女を爆砕してしまうという最悪の結果を招く。激昂するシロッコ、だが幻影となったサラがカツをかばう。そして……
その後わずか80秒でハマーンぶっ殺しに行こうとするカツ。立ち直り早すぎだお前!! サラと一緒に遊ぶ夢はどうした。
ホットヌードルフリーダムが出来る時間ぐらい待てんのかいとばかりにGディフェンサーにランチャーを向けるカミーユ。そこへファのメタスも飛び込んでくる。
「カミーユだって、カツの恋心は知っているでしょう?」「戦場で口にする言葉か!」
まったくです。戦場で恥ずかしい台詞は禁止だ!
恋心がはやるあまりにパイロットになっていったファならではの台詞とも言えるけど。
で、一人でハマーンをやれるわけがないだろうとファに諭されて劇場版カツはようやく、自分のやっていることがわずかながら分かった模様。「言っていることはわかります。アーガマで補給を受けながら考えます」
テレビじゃ強引にハマーンの陽動に行ってカミーユVSハマーンに割り込みだったな。やれやれ、歴史は多少なりとも書き換えられたか。


……と思ってたら前触れもなくハマーンに接近してるし!(割り込みはしなかったが) 嘘をつくこと覚えやがったのかアイツは!!
いや、メイルシュトローム作戦発動してるし、その前に一旦戻ったのだろう。そういうことにしておこう。いくら何でも作戦聞かずに飛び回るほどバカでは……いや、バカか……バカだったな……作戦聞かずにサラを監視してたし……いやいや劇場版ではそこまでバカでは……
もういいや。どっちもカツはバカなんだ。それでいいじゃないか(良くないよ)


劇場版カツはノーテンキすぎてヤバイという印象。決してペラいキャラというわけではないのだが、普通にアホの子。テレビはバカすぎて狂った子。
テレビ版カツはアホなりに必死で考えてバカやってるのに劇場版は何も考えずに突っ走っている。どちらも危ないことには変わりないが、バカの方向性が違うような。どちらが萌えるかといったら外見は劇場、中身はテレビ。

テレビ→「シロッコさえいなくなれば、サラは僕のモノだ! え、シロッコとハマーンが?畜生この機を逃したらサラは手に入らない!! うおあぁおヴr95bwkrしゅじこ」
劇場→「シロッコ殺せば、まー何とかなるでしょ♪ え、シロッコとハマーンが接触? うおまぶし超ラッキー、Gディフェンサーいきまーす♪♪」「おいちょおまwrgkvwlふじこ」(←カミーユ他)


というわけで、少し前に素直にファの言うことを聞いたと思ったらまたどっかへ飛んでったカツ、今度はエマのマーク2にくっついていた。しかもコロニーレーザー争奪戦(つまりテレビ版で言うところの最終決戦)で。
戻んなさいというエマに、「ラーディッシュにですかぁ?」といかにも不満げに言うカツ……アーガマに行けといったりラーディッシュに戻れといったり、やっぱり大人は勝手だよ! などと新画で膨れっ面していたらあぁ、ヤザン隊が……
「カツがいてくれなければ、やられていた」ヤザン隊の攻撃を受け、すんでのところでカツに助けられるエマ。帯電シート以上の存在になれて良かったなぁカツ泣き笑い
カツが素直に言うことを聞いていたらエマはここで死んでいたわけだが、その代わりに……


「サラ、また君に逢えるんだね……」


ノーテンキアホっ子だろうが狂気のエキセントリック少年だろうが、隕石激突の結果は変わりなし。調子に乗っていたか追い詰められていたかの違いはあるものの、それでも前方不注意の伝説は書き換えられず。
てか各キャラの死に様、テレビと絵だけ変わってない……これは意図的なものなのだろうか。
おかげさんでジェネシス浴びて0.001秒後みたいなカツの最後のツラもそのままでありました。ヘタに萌え顔で隕石ぶつかられたら余計凹むが。


「戦場ではしゃいじゃうから、そういうことになっちゃうんでしょ! お調子モノがっ……!」VSジェリドラストのカミーユの言葉だが、ジェリドだけに言っているのではないと思うな……カツやヘンケンやラーディッシュの男たちにも向けられているような。
カツもヘンケンも戦場で恋心だのナンだの言っていて結局死んでしまったのだし。ジェリドに対してと考えるとこの台詞は逆に理不尽。恋心なぞ全てカミーユに潰されて、それでもマジメに戦ってたのに結局カミーユにやられて挙句の果てにこの台詞を吐かれ。不憫だ……


「誰が好きで寝返りますか!」「図星じゃねーか、ねーちゃんよぉ!」
TVでは足りなかったヤザンとレコアの絡みが若干増えていた。
レコアの裏切りの理由を知ったらヤザンは激怒するかと思ったが、意外と気が合うのかも知れないな……ヤザンもTVじゃジャマイカン撃ってるし映画じゃバスク撃ってるしなぁ。
これが種なら間違いなくヤザレコ本出る。どころか専用カテゴリできる。
もっとも、理由が寂しさだとまではヤザンは知らないわけだが。というか、好きで寝返ったじゃねぇかレコアさん。


エマVSレコアにおけるエマの台詞がかなり変更されているのも興味深い。
テレビ版レコアさんの名台詞「人の生き方はそれぞれ。他人の干渉など!」がなくなっていたのが残念だったが、エマが多少なりともレコアを理解しているのがいいな。「男って、そうだけど……だからって」
どちらにせよレコアの怨念に引きずられるようにエマが死亡するラストは変わらないがorz



ハマーンVSシャアVSシロッコの劇場対決にカミーユが割り込み、そしてカミーユVSシロッコの最終決戦。
幾多の生命が散った宇宙の悲劇、その歴史は新訳といえども変わることはなかった。しかしカミーユはそれに抗うように、生への意志を放出する。それに応えるかの如く、フォウが、エマが、レコアが、何故かロザミィが、そしてカツがゼータに手を貸し……貸…


「僕も手伝わせてもらいますよーっ♪」


さてはお前死んだの自覚してねーだろ!!ショック
台詞はこちらの方がはるかに健康的で分かりやすいが。
テレビ→シロッコだって溶け合える云々
劇場→「あそこにいる人は、一人だ。今のサラだって受け入れてはくれない」
台詞で明確にシロッコを否定したからって、死んだ事実が変わるわけじゃないが。



カミーユとファの「誰も知らないラスト」はもう誰もが知ってしまっているので置いといて
3部は何と言っても最後のキッカに尽きる。それからセイラさんか。
「カツ兄ちゃん元気かなぁ……」これだけで涙腺が緩んでしまう。平和に見えるが残酷すぎるシーンだ。その場にハヤトがいないのは何を象徴しているのか。


これでひとまず、カツ・コバヤシ萌えレビューは一つの区切りを迎えたことになりました。
思えば、劇場版1部ラストで「この素直そうな子がナニをやったら、あれだけ嫌われるウザイ子になるんだ?」と首をかしげたのが最初だった。
隕石激突して自業自得? 拍手喝さい?
異常なまでの嫌われっぷりにかえって興味をひかれ、続けて見た劇場版2部、3部。
小説版全部。
そしてテレビ版。
最終的に得た結論は、
「嫌われる理由は理解できたが、死んで拍手喝さいされる理由は絶対に分からない(分かりたくもない)」だった。
周りの大人に余裕がなかったが為に、物事の是非も分からず思いのままに突っ走り、ヘタに能力があったが為にさらに調子に乗り、最終的に自爆してしまった不憫な子を本気で嘲笑したりすることは、私には出来なかった。いやレビューじゃ散々笑ってたけど。
そう考えるとますますシン・アスカがカツの生まれ変わりのような気がしてならないが、シンはまだ生きていただけいいじゃないか……と思う自分がいる。
「叱る」という行為がどれだけ子供や部下にとって重要か、逆に叱られることすらない状態がどれだけむごいものか、カツは身体で教えてくれていた気がする。


「死の先には何もない、だから生きるんだろ!」ということをカミーユとファが証明してくれたぶん、ゼータ劇場版ラストには意味があったと思う。
どうせなら全員生存エンドとかやってほしかったが、それを望むのはカツサラ新画で2部DVD再発売より無茶だろう。


さて、今度はZZレビューかな……(それこそ無茶だ)





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Last updated  2007.05.19 12:50:20
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