カテゴリ:旅行誌
特集<ホテル>
職場の人と一緒にながめていた。 「わたしの知らない世界、だよねえ」「うん、そうだよね」 「万が一、泊まれたとしても、きっと緊張して疲れるだけだよね」 「うん、そこらへんのビジネスホテルが、一番気楽でいいかも」 そう、けして高級ホテルに泊まってみたいとは思わない庶民である(笑。 わたしが泊まったことのあるのは、ホテルという名の温泉旅館ぐらいか。あ、横浜で一度だけ、ホテルらしいホテルに泊まったな、そういえば。ネットで予約して。横浜で、ネットで出会った人同士の結婚式があったんでね。あれから音信不通になっているんだけれど、どうしてるかなあ。 <旅供養>さだまさし 日本にも、まだ神聖な場所が残っているんだね。 ふと、思い出したことがある。久貝さんという画家さんが、沖縄にいる。ネットを漂っていて、出会った画家さん。 画家は、作家とは違った視点から、モノを見ているんだ。 <港町食堂>奥田英朗 直木賞受賞おめでとうございます。知っている名前の作家さんが賞を取ったのは、これが初めてか?(と言っても、その小説は読んだ事が無いが)あ、牧野修さんのSF大賞があった。 今回は、名古屋から仙台の船旅。「ひつまぶし」を「ひまつぶし」と読んでしまったのはわたしだけ? しかし、この軽妙な文章が、どうやったら書けるのかと思いきや「要するに、わたしには文学を解する素養がないんですね。謙遜ではなく」と書いてある。書くことと、読むこととは違う理解力が必要なのだろうか。 <地麺’sウォーカー>勝谷誠彦 北海道。あるのはラーメンばかりじゃない。機械打ちの蕎麦!? 通ではないけれど、うどんを打つより蕎麦は難しい。それを機械で?でも、読んでみて納得。おなかすいた~。 特集<養老賭孟司、ブータンで考える> 養老さんの本は読んだ事が無い。なんだか、あたりまえのことしか書いてないと思ったから。1冊の本を読んだだけで、人生観が変わるとは思えないし、他者の体験を見聞きする方が、おもしろいと思う。最近は、著作そのものより、著作者そのものに興味がいってしまう。「このひとは、何故そんなふうに考えたのだろう」って。紀行文を読むと、その部分が浮き彫りにされていておもしろい。リアルな体験が、著作者の人柄を鮮明にしてくれる。 養老さんは、つくづく学者なんだなあと思ってしまった。 旅行記を書くときは、同行者もそれなりのひとがついていくんだろうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年08月28日 16時25分56秒
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