カテゴリ:SF
「壁の中」藤崎慎吾
妖怪ぬりかべは、好きですけれど、こんなのはなあ…そういえば、『悪魔の種子』というタイトルの本が、ダンナの蔵書の中にあったけれど、コンピューター管理された家が、女主人を愛し子供まで作ってしまうという話だった。 「恒星間メテオロイド」野尻抱介 宇宙生物…『地球の長い午後』にでてきたやつみたい。 「フリーランチの時代」小川一水 ハードというわりには、そんなんでいいのか?と、笑ってしまった。一番楽な生き方? でも、不老不死ってどんな感じかな。死んだつもりになって、数年寝ているだけっていう生き方もできるのかな。 「まだ見ぬ冬の悲しみも」山本弘 まさか、こんな結末がくるとは。で、過去へ時間旅行したところで、過去の自分に戻れるわけじゃないんだね。子供を産んだ自分が、過去へ戻ったところで、「子供を産んだ」事実は消えない。若返りするわけじゃないから、過去への旅も自分自身の時間感覚では未来にしか向えないってことだね。 「罪火大戦ジャン・ゴーレ」田中啓文 よ、読みたくない。もういやだ、と思いつつ読んでしまった。 「イリュミナシオン」山田正紀 なんか、読んでいておちょくられている気分になるのは、なぜでしょうか? 「零式《後篇》」中川裕之 エンジン音とガソリンの臭いが脳味噌に刻まれる。 <近代日本奇想小説史>横田順彌 幸田露伴って、理系の作家さんだったんですか。 レオノール・フィニの展覧会が、渋谷で開催されていたらしい。7月30日までだった。見られなかったな、と思っていたら、9月23日から11月3日まで群馬県立近代美術館で開催される。『夢先案内猫』もダンナの蔵書の中にあった。古本屋で同名のマンガがあったので買ってきた見たら、エロマンガだった(^^;。今、廊下の本棚の中に他のマンガと一緒にならんでいるが、何故そんな本があるのか、誰もしらないだろう。子供たちは、お父さんの本だと思っているに違いない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年09月05日 22時41分35秒
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