「アトリ抄」田代琢也
アトリちゃん、元気になってよかったね

「ふたつのスピカ」柳沼行
アスミちゃんが追う夢を、一緒に追いたいと思う人がたくさんいる。

「レスキューウイングス」トミイ大塚
確かに、災害の酷さは報道されても、その後の報道は少ない。「売れる」ことばかりを考えるメディアのあり方を問う。

「双月巫女」アキヨシカズタカ
なにやら、妙な胸騒ぎを感じる話である

「刀神妖緋伝」新谷かおる
おじいちゃま？！

「コブラ」寺沢武一
破壊も美しくある。

「ダンス　イン　ザ　ヴァンパイア　バンド」環望
血を吸われたものは、同じく吸血鬼になるんだよね。

「トランスルーセント」岡本一広
相手の表情がわからない。ネットワークコミュニケーションと、同じだね。

「アタゴオルは猫の森」ますむら・ひろし
おお、なんでもないときのギルバルス。めずらしー

「二十面相の娘」小原慎司
…なにか、もっと期待できるような展開を望みたい。なんだろう、なにかが、ちょっと足りない。

「アガペ」原作：鹿島潤　作画：石黒正数
…こういう終り方か～。ご苦労様でした。

＜現代マンガ時評＞米沢嘉博
そうそう、結婚式のときに宣誓する“病めるときも、健やかなる時も…”などというのは、「永遠の愛」などというものはウソだということを知っているからだということを、何かの本で読んだ。確かにねえ、リアルというのは残酷なのかも。それを受け入れつつ、否定してみたい自分もまた存在する。