カテゴリ:SF
<日本SF大賞>AND<新人賞>特集
萩尾望都さんの大賞受賞。・・・主催は小学館で、これは徳間書店なのね。 新人賞は、日本SF作家クラブの主催で、徳間書店の後援。 大賞の候補作品て、小説ばかりじゃないんだね。 「ぬばたまガーディアン」梶尾真治 時代を渡り歩くエマノン。歴史上の人物って、ずっと時代を渡り歩いているのかもしれない。 「グラスハートが割れないように」小川一水 これは、もとネタは「『水伝』論争」だね(^^;。 きくちさんも気がついたらしい。ただ、現実はこんなふうに物事は運ばないんだけれどね。 「跋」樺山三英 新人賞受賞作家さん。これは受賞後、第1作。ぼくのところにSFの息子がやってきた話。 「蘆野原偲郷」小路幸也 妻は、ときどき猫になる(^^ 「月のない夜に」梅村崇 事実か、妄想か、あるいは・・・ 「夜のしっぽ」わかつきめぐみ ユウレイが見える犬。犬って、みんなユウレイが見えるんじゃなかったっけ。 「うさぎがぴょん!」森青花 こんなことって、あっていいんだろうか。でも、こういうのも一応、ハッピーエンドなのかな? 「海辺の教室」大塚英志 日本のSF作家さんて、自分の国をいじめるのが好きなのかな。でも、「なにがあっても、生き抜いてやるぞ」っていうしぶとさも、感じるよね。 「優しい煉獄」森岡浩之 ちょっと苦手だな、と思う文章に出会うことがある。森岡さんの文章もそうだったんだけれど、「慣れる」ということも、小説を読むのには必要かもしれない。今回は、すんなりストーリーに入り込めた。 「百万光年のちょっと先」古橋秀之 未来の昔話。星新一さんのショートショートとは違った味わい。漫画家の奈知未佐子さんの作品と似たような雰囲気かな。 「黄石公の犬」夢枕獏 獏さんの作品は、単行本になってからまとめて読むに限る 「ダラス・12――サンタフェ」平山夢明 大事なものは、肌身離さず持って歩きましょう・・・そういう話ではないですが(^^; 「愚かなバラ2」恩田陸 和風吸血鬼?でもなさそう。先が読めない不思議な物語。 マンガも楽しいSFJapan 『SFマガジン』より、ちょっと軽めかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月14日 16時24分22秒
|
|