カテゴリ:女性誌
時間的余裕ができたので、定期購読を申し込んだ(金銭的余裕は、あるとは言いがたいが(^^;)
女性誌の特徴は、「眺めているだけで、楽しい」 これは、ウィンドウショッピングに似た感覚だろうか。もちろん、立ち読み感覚でページをめくれるサイトもあるが、手にとって、紙とインクの匂い(最近のインクは、あまり匂いはしないが)を確かめつつページをめくる楽しさは別物。 書店にも似たような雑誌はある。しかし、カタログ雑誌的で重いのが難点。買って家に持ち帰るには、もう少し軽くてもよいのではないのかとも思う。まあ、お届けしてもらえるのが、一番。え?高級女性誌を読むような富豪層の女性は立ち読みしないって? ほんと? それらしき方に聞いてみようかな? さて『和楽』 使われている紙そのものが上質で、軽いのだろうか。256ページで、厚さ1cmほど。写真が豊富で、ほとんどがカラー。思ったより重さを感じなかった。(雑誌を重さから考えることなんてしたことなかったけれど、他の高級女性誌が重すぎたのを実感したための感想) 内容は、和の文化を中心に、それにまつわる東西の文化を取材する。その文体は、気取るでもなく、説明くさくもなく、すんなりと気持ちの中に入ってくる。 かといって、古臭いわけでもない。忘れていたものを思い出しつつ、新しいものを発見する楽しさ。 骨董を愛でるひとは、時代の流れに逆らって舟を漕いでいる人たちなのだろうか。時代に流されれば、忘れ去られてしまうものを、大事に守る。わたしには蒐集という趣味はないから、よくわからないが。 坂東玉三郎さんのお姿、久々に拝見。一時期、少女マンガ界でも憧れの君でした。 とじこみ付録の<歌舞伎鑑賞ことはじめ>は読むだけでも面白かった。実際に、歌舞伎を見るのは、地方在住者にとっては、難しいことですけれどね。 とりあえずは、現実を忘れて、ページをめくるのです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月28日 15時43分16秒
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