カテゴリ:女性誌
いつものようにページをめくって
<棚田 耕して天に至る> で、ふと止まる。やはり、棚田は日本人の原風景なのだろうか? 棚田は日本特有のものではない。ということは、日本人の原風景は、大陸にあるのだろうか。 <愛らしい「蚕怪獣」> 山口智子さんが、生糸の生産地を訪ねる。写真で見る限り、きれいではあるが、実際、養蚕は大変。我が家も養蚕農家だった。嫁いできたときは、蚕のあまりの多さに、触ることもできなかった。塾蚕を1匹づつ蔟に入れるんじゃなくて、洗面器に2kg(だったかな)量り、10枚をひとつに組まれた蔟に横から受け板を入れておいて、そこへ落とし込む。すると蚕は勝手に自分でマスの中に入っていくわけだ。最初はゴム手袋して作業していたけれど、そのうちに素手になった。両手に100匹ぐらいの蚕をすくって量る作業を、ナン10回もしなくちゃならない。山口さんといっしょに写っている蔟は、繭を作り終わった頃のもの。それまでは、蔟の下に尿受けがあって、排泄物や病気で死んだ蚕がたまっていて、ひどい臭いがする。生き物を扱うというのは、そういうことだ。 <狩野派再発見> 芸術というものが、人間の内面を吐き出して表現するものであるとすれば、狩野派は野心家の集団だったのあろうか。・・・漫画家さんが、アシスタントを使って作品を描くのと似ている? <にっぽんの「ごはん道」> 蒸れていないごはん、途中でお釜の蓋をとっちゃったら、ちゃんとおいしく炊けないんじゃ? という心配は不必要かな。 “あきたこまち”もおいしいです。群馬の“ゴロピカリ”は大粒で、炊きたてはおいしいんだけれどね。 あ、レクサスのTVCMには樋口加南子さんが登場していましたよね。見かけて「あ、和楽」と思ったのは間違いではなかった(^^ <和稽古に夢中!> なぎなたをお稽古しているのは、安倍昭恵さん。橋本龍太郎夫人と立会いしている。・・・やはりこの雑誌は、政治家の奥様もごらんになっているんだろうな(^^; <日本のクオリアを旅する>茂木健一郎 今回は、白神山地。懐かしい山が見える。どこの山もそうだけれど、木々の息遣いは神聖な場所を作り出す。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月18日 14時11分32秒
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