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カテゴリ:BLCD
雪代鞠絵:原作 門地かおり:絵
「honey」★★★★★(★4つと1/4) Atis collection 【キャスト】 雪村史緒:下野 紘 久保貴志:杉田智和 天野:三木眞一郎 他 両親を失い天涯孤独の身となった十四歳の雪村史緒は、エリート外科医で二十七歳の久保貴志に引き取られる。 同居生活三年目のある夏の日、貴志との些細な諍いが原因で、史緒は階段から転倒―― 目を覚ますと、貴志に関する記憶を一切失い、別人格になっていた。 負けん気が強く生意気だった史緒とは違い、無邪気で素直になったシオは、貴志に幼い恋心を抱く。 ひたむきにセックスを求めるシオを相手にしない貴志だったが、シオを通して史緒の本質に気づき惹かれ始める・・・ 記憶喪失 年上攻め 保護者 これらのキーワードに激しく反応してしまった私(爆) これで主従とかだったら完璧・・・?(≧m≦)ぷっ! 父親が愛人とのドライブの最中に事故死し、 翌年にショックで母親が死んでしまった史緒。 その母の葬儀の日に自分と一緒に暮らさないかと声を掛けてきたのが父の愛人だった女性の息子・久保貴志だった。 そんな縁で同居を始めた史緒と貴志。 引き取られて2年経った記念日の朝、いつものように貴志は恋人で同じ医師である天野を家に泊めていた。 大事な日に貴志と天野のイチャつく姿を見せ付けられただけでなく、自分が拗ねているのを小遣いが欲しいのかと勘違いされて言い争いをしていて階段から転落して記憶喪失になってしまう。 そして現れたのは全く別人となってしまったシオ。 天野から恋人同士だったという嘘を刷り込まれてしまったシオはその日からしつこく「抱いて欲しい」と強請るようになる。 しかし、そもそも自分は史緒が憎んだ女性の息子である上に、史緒の記憶が元に戻った時に史緒の口癖だった「ホモなんて嫌い」と拒絶されるのが恐くて逃げ回る貴志。 しかし、今まで負けん気が強くて憎まれ口ばかりきいていた史緒の本質は目の前にいるシオにあることに気付いた貴志はだんだんシオに惹かれていきとうとうシオを抱いてしまう。 しかしその後再びシオが転落してしまいそのショックで史緒としての記憶を取り戻してしまう。 素直だった恋人のシオはあっという間にいなくなり、その代わり昔同様生意気な史緒が。 史緒は史緒で、夢の中に出てくる雨の中で泣く自分を見つめる時の気持ちや、貴志が自分にかける言葉、そして自分の本心を全て綴ったメモ帳を貴志に見られてしまったことに戸惑いを覚え、 更に追い討ちをかけるように天野に知らされた「貴志には恋人がいる」という言葉。 自分はそのうち必要とされなくなるという気持ちに耐えられなくなって天野に頼んで家を飛び出してしまうが、コンビニ前で停めた車の中に置き去りにされてしまった史緒を迎えに来たのは運転手だった天野ではなく貴志だった・・・ 2枚組CDでした。 この作品は仲良くさせて頂いてますふみ1202さんのところで感想を読んで興味を持った作品です。 ただ、現在のところ未読。 ひとまず先にCDを聞いてみました! 未読ゆえの驚きだったんですが、 実は、史緒の記憶は最後の最期まで戻らなくて本当にラストで大団円だと思ってたんですね(笑) そうしたら、1枚目で記憶喪失のシオ視点での話は予想通りだったんですが、ラストで記憶が戻ってしまい、 2枚目は頭から史緒視点でのお話に。 そしてグルグル史緒君が実は貴志を一目で好きになっていたのに、貴志に真っ先に「守備範囲外」と言われてしまったことで自分の貴志に対する恋心を心の奥底に隠し、 ひたすら自分が邪魔にされたくなくて、必要とされたくて日々、突っ張って頑張ってきた子だったというのが2枚目でわかる展開になっています。 一方貴志は貴志でゲイだと史緒には告白したものの、現在フリーだとわかると自分と史緒の間に溝が出来ると思って天野との間を史緒に誤解されててもそのままにしておいたり、 せっかく身体を繋いだのに、記憶が戻ってからは以前のホモ嫌いの史緒と思い込んでいた為にすれ違いそうになるんですが、 天野の忠告と機転で晴れて本当の恋人同士になります。 今回、グルグル史緒くんを下野さんが。 貴志を杉田さん。 何考えているんだかちょっと掴みにくい天野を三木さんが好演されてます。 しかし、今や下野さんというとちょっと前だと「ワガママだけど愛しくて」の秀治のイメージ強かったんですが、今はすっかり田島くんになっちゃってて(^^ゞ なんか頭の中グルグルしちゃいました(爆) しかし、秀治の時より上手くなっている気がする(偉そうにすみませーん)上に、 絶対に以前よりアレの時の声が激しくなってる!(爆爆爆) 迫力ある(?)喘ぎに驚きました! また1枚目では史緒とシオの声の使い分けが素晴らしいです! ただ、2枚目は史緒なんだけど史緒視点で史緒の心の声中心に展開されているせいか、史緒の声なのかシオなのかがちょっと聞いている私の頭がゴッチャになってしまって・・・ 「これは史緒!」と自分に言い聞かせながら聞きました(爆) RUBY CD COLLECTION::ワガママだけど愛しくて 杉田さんの貴志、とてもよかったです。 こう言っては生意気かもしれませんが、絶対に杉田さん上手くなってますね! ただ、時折、貴志が史緒の言葉に「ふふっ」とちょっと意地悪い感じに笑うシーンが何箇所かあるんですが、この辺がね・・・申し訳ないんですが「ああ、子安さんなんかだともっと上手く笑いそう・・」とか思ってしまいました。 (杉田さん、杉田さんファンの方本当にすみませーん) 優しい声の時とか、心配している時の声とかものすごくよかったんですが、 「ちょっとS入ってる?」 って感じの声の時にね・・・ちょっとだけ感じちゃったんです。 また本当に何を考えているのか。 どうしたかったのか。 良い人?それとも・・・・・・な天野役の三木さん、 どうして彼はこういう役をやらせると私の思ったまんまな声を出して下さるんでしょうねぇ~?(笑) あまりにドンピシャ嵌り過ぎていて唸っちゃいましたよ! 流石です!!! それにしても結局天野ってストレートだったってことなんでしょうか? もうちょっと天野の人となりが知りたかったかも・・・と思ってしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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