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カテゴリ:BLCD
高岡ミズミ:原作 佐々成美:絵
「VIP-蠱惑-」★★★★★(★4つと1/4) ![]() 【キャスト】 柚木和孝:神谷浩史 久遠彰允:三宅健太 上総朋之:鳥海浩輔 宮原 肇:平川大輔 幸村 聡:古島清孝 田丸慧一:近藤隆 他 高級会員制クラブ「BLUE MOON」、通称「BM」。 政財界で権力を握る、選ばれた者たちだけが出入りを許される場所。 そのBMを仕切るマネージャー・柚木和孝の恋人は、広域指定暴力団不動清和会の若頭・久遠彰允。 久遠の素性を知って、逃げ出したこともあった。 久遠の気持ちがわからずに、意地になったこともあった。 ――何度顔をあわせても、身体を重ねても、久遠の存在に慣れることができない。 彼の姿を目にしただけで、胸の奥がざわめく……。 どれほど辛くても、平和な暮らしが望めないとしても、久遠という存在を知ってしまった以上、彼以外に俺の心を惹きつける者はいない――。 そんな複雑な想いを胸に秘め、久遠との関係を続けていた和孝は、ある日、田丸慧一という男と出会う。 整った顔立ちに、華やかな容貌。 カリスマ的な雰囲気。 同時に、育ちのよさからくる、人懐っこい一面もあわせ持つ青年。 だがしかし、彼は隠された一面を持っていた……。 田丸がBMに現れた頃から、和孝の周りで不可解な事件が起こり始める。 「おまえを狙ったものだ」 ―――久遠の言葉に不安を覚える柚木。 いったい誰が、何のために――!? VIPも三作目になりました! 実は、去年の3月にこの「蠱惑」が発売された時とても驚いたんです。 その前の「棘」で終わったものと思っていたので(^^ゞ それまで久遠から逃げ回っていた和孝が自ら事務所を訪ねた時点で2人の間も解決したと思い込んでいたものですから(^^ゞ しかも、かなり間が開きましたからね。 そしてそれに伴ってCDの制作。 こちらも前作から2年経ったそうです(苦笑) あ、なので、第一弾と第二弾の感想は残念ながらブログを始める前の日記でしたので残っていません。 ![]() ![]() さて今回ですが・・・ 二年間が開いていたとは思えないほど、皆さん、アッサリ役を思い出して収録が出来たのだそうです。 それだけ印象の強かった作品だったのでしょうか? 個人的にミズミさんの作品の中では気に入っている作品の上位に位置づけている作品なだけに嬉しいコメントでした。 そして言葉の通り、本当に2年のブランクを感じない演技に感動でした。 内容的には、特典の小冊子内のコメントにあったように、 本当に今までの中で一番恐い久遠ちゃんでした ![]() ・・・というのも、当然、今までも久遠が凄むシーンはあったんですが、 今回は新たに久遠を嫌う、久遠が親父と慕っている組長の息子が登場して、 ちょろちょろと久遠や和孝の周りをうろついてちょっかいを出してきたからなんですね。 いくら相手が坊(ぼん)でも、言動が組長の意と異なっている上にやり方が汚い。 しかも、和孝に手を出されたんですから当然?(* ̄m ̄) ププッ しかも、和孝は和孝で久遠と並べる男になりたいものだから、なかなか久遠の言う事を聞かないしで・・・。 なので、本当に甘いシーンというとラストで抱き合っているシーンだけ。 でも、互いにそんな距離がちょうどいいとわかっていて・・・ そんな2人の関係がスゴイと感じたり、読んでいる側としてはちょっと物足りなかったり (やっぱり基本は甘甘ラブラブが好きなので) でも、それが彼らの甘甘の距離なんですよね。 とにかく、主役の神谷さん・三宅さんの演技も本当に素晴らしかったですし 脇になる平川さんがまたイイ味出しているんですよね。 人当たりはよくて、判断も的確。 トップとしては本当に頼りになる人。 でも、どこか飄々としていて実生活は謎だらけのBMのオーナー。 そんな彼に平川ボイスはピッタリだと思います。 そして和孝を慕って同居している聡役の古島さん。 毎回台詞が少ないのが勿体無い位です。 そしてこの鳥海ボイスも実は大好き!という久遠を常に支えている男・上総さん。 最初は若頭補佐という役柄に鳥海さんの声ってどうなんだろう?と思いましたが、 聞いてすぐにお気に入りに。 今回は慧一から久遠に売られた喧嘩だったので、割に上総さんの出番が多かったかも。 まぁ、第二弾程ではありませんでしたが。 (第二弾ではキーマン(cv成田剣さん)の幼馴染という役柄上台詞が多かったんです) そして今回の新キャラ田丸慧一役の近藤さん。 彼はというとBLACK CATのトレイン役とかが代表的ですが、 今はなんたって家庭教師ヒットマン・リボーンの雲雀恭弥役ですよね ![]() ブリーチのディ・ロイ役なんてのもありますが。 BLCDで近藤さんというと・・・ 吉原理恵子さんの「二重螺旋シリーズ」にも中野役で出てらっしゃいますが、私は 神葉理世さん原作の「僕の恋の話・ヒメゴト」の梅原役以来かも。 CDの感想はコチラ 悪ボイスの雲雀・・・どんなだろ?と聞く前から興味津々でした♪ え?あまり変化ないかも? 実は、私もそう思ってました(爆) 雲雀って悪い人じゃないけど、ボソボソ淡々と喋るキャラですし、 ツナ達と徒党を組むガラじゃないキャラですものね。 雰囲気は合ってましたよぉ~~~♪ 猫かぶってる時と本性を出した時の声の変化なんかもさすが!でした。 しかし、実は今回の話 解決し切っていないんですね。 伏線が引かれた状態で終わっています。 しかし、その原作続編はまだ出ていません! 非常に気になりますよ! 続編が発売されるのがまた忘れた頃・・・なんて事にならないよう、ミズミさん!早く原作出して下さい!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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この作品は、キャストを見たとき聴いてみたいと思いましたが
その前を聴いてないので買う気にはなりませんでした 原作も読んでないですから~・・・でもこうやって感想きいちゃうと、揺れますね~(笑) (2008.04.30 21:37:20)
こちらにもありがとうございます(*^_^*)
>この作品は、キャストを見たとき聴いてみたいと思いましたが >その前を聴いてないので買う気にはなりませんでした >原作も読んでないですから~・・・でもこうやって感想きいちゃうと、揺れますね~(笑) あ!CDだけでもじゅうぶん楽しめると思いますよ! 原作も3冊ですので、割に集めやすいんじゃないかと。 ミズミさんというと「可愛いひと。」が印象的なので、今回のこの作品はヤの付くご職業の方が出てらっしゃいますからかなり感じは違いますが、私は個人的にすごく推している作品です。 機会があったら是非読む&聞くしてみて下さい。 神谷さんと三宅さんが本当にバッチリです♪ (2008.05.01 09:50:31) |