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カテゴリ:小野大輔さん&中村悠一さん出演のモノ
杏野朝水:原作 やまがたさとみ:絵
「瞳をすまして」★★★★★(★4つと1/3) Atis collection 【キャスト】 牧野登和:福山 潤 本多滋人:中村悠一 牧野 輝:緑川 光 武士:花輪英司 セイ:堀江一眞 他 聴覚障害のため、音が聴こえない大学生の牧野登和。 過保護な兄と優しい友人に守られる日々を送っていたある日、モデルをしている本多滋人と知り合う。 明るく社交的な滋人と過ごす時間は楽しく、彼の存在が、登和の中で次第に大きくなっていった。 一方で、滋人が自分に構うのは、同情ではないかという不安を抱くようになる。 滋人への恋心を自覚した登和は、誰にでも優しい彼の「特別」にはなれない現実に心が痛み、距離を置こうと決意するが… とにかく久しぶりにヒットだ!と思えたCDでした。 原作の感想はコチラ 大学生同士のカップルながら、片方が聴覚障害でしかも今まで守られた生活をしてきたからか?もともとの性格か? 性格がとてもピュアな子なので、付き合いも比較的ピュアな雰囲気を貫いている作品なんですが、 CDでもその辺りは崩さないように作られています。 また今回珍しく・・・というかもしかしたら業界初の聴覚障害の人が主役というCD いったいどんな風になるんだ?というのが最大の関心事でした。 その点は効果音やじゅんじゅんとゆうきゃんの演技が物を言ってます。 筆談は当然ながらカリカリという書いてる音が入ったり、 筆談の言葉や携帯の文字はちょっとこもった感じに加工されているだけでなく、じゅんじゅんもゆうきゃんもあまり気持ちを前面に出さず、 それでいてちゃんと言葉として伝わるように控えめな淡々とした喋り?と言ったら良いんでしょうか? そんな感じで進んでいきます。 しかも、大概はこういう文字での会話が中心になるので、全体的にこういう場の会話部分はすごくゆっくりとかみ締めるような話し方になってます。 (特にゆうきゃんが) でも、登和を中心として手話が出来る人達は筆談の時よりは若干喋り方が早かったり・・・ その位きっちり喋り方もスピード等細かく分けられていて非情に今どんな方法で登和と話しているのかすらわかる作りになってます。 福山さん 多分、一番大変だったのは喋る量の多いじゅんじゅんだったと思います。 フリートークによると散々役作りで悩まれて、結局自分らしくいこう!と決めて臨まれたそうですが、 さすがの演技力のじゅんじゅんだけあってその辺り完璧登和になってました。 中村さん とにかくビックリ☆ あまりにビックリして先日のネオロマライブに行った際にあこさんとシルクさんに興奮して話してしまった程♪ 何をビックリしたか・・・ あまりのエロボイスに!!! いや、もちろん原作に忠実ですから本来なら全くエロっぽくなりようもない会話のオンパレードなんですが ゆうきゃんってこんなに一言一言をかみ締めてしかもゆっくり喋るとこんなに色っぽい声になるんですか? 何でもない台詞がこんなに印象的になるとは思いもしませんでした。 新しいゆうきゃんの魅力の発見でした☆ 登和の兄役の緑川さん 最初、一番心配していたのは実は緑川さんでした。 挿絵の印象や、輝の喋る雰囲気から緑川さんではちょっと線が細いんじゃないかと思ったからです。 確かに、トラウマになっている過去の話を読むと輝は受けみたいなので、緑川さんが選ばれたんだろうというのは容易に想像できましたが、 それでも登和と比べるとやはりガタイが良くなるので、それ故の心配でした。 やるならかなり低音ボイスでお願いします!と念じていたんですが そこは実力派の緑川さんだけあってやっぱり低音ボイスできてくれました。 それでも正直、もっと線の太い(?)声の方だともう少しイメージ的にはすんなりだった気もしますが、弟に対してあまりに神経質っぽく過剰な愛情を注ぐ輝には合っていたかもしれないです。 花輪さんも気のいい友人らしさがものすごく出ていてすごく好感の持てる声で 実に武士らしい声と演技でした♪ そしてセイ役の堀江さん どうも彼はまだ「夏目友人帳」の田沼くんのイメージがまだ強く残っているだけあって 正直田沼との大きな差に戸惑わなかったわけではなかったんですが、 とても同じ人が声を出しているとは思えない位ワルい声で・・・ 夏目ではいつも和彦さんにしがみ付いている印象(爆)の彼とは思えない位の頼りがいさも感じた堀江さんでした。 確実に上手くなってるなぁ~~~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.07.18 05:45:21
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