SOLILOQUY

テガミバチ　第２３話 「ハニー・ウォーターズ」



サラが取り出した黒い精霊琥珀
果たしてそれはゴーシュのものなのか？





公式ＨＰより


サンダーランドJr.から預かった「精霊になれなかった者」へのテガミを「ハニー・ウォーターズ」の町へ届けることになったラグとニッチ、コナーは、ゴーシュと同じ黒い精霊琥珀を持つ女、サラと「精霊になれなかった者」ハントの夫婦に出会う。
二人は、反政府組織「リバース」を名乗り、政府に反感を持つ人々を先導しラグ達を襲った。ニッチとコナーは捕らえられ、間一髪、逃げのびたラグの前に謎の少女が現れた





「黒い精霊琥珀・・・あれはゴーシュの！」


そんな中、サラは

「癒されよ、心の回復を　心弾装填、黒針っ！」

「そんな　なんで？」

それを見たラグは思わず声をあげてしまう
しかし、ここは反政府の集会
政府側であるＢＥＥのラグにその場にいた人々が取り囲み始める

ヤバイ状況だと心配するコナー
しかしラグの耳に入っていない

「どうしてです？
ゴーシュ・スエードの精霊琥珀をあなた達が持っているんですか？」

「坊や、一体何の事だろうね？
それより坊やたちが何のために来たのかの方が気になるね」と切り返す。


かなりヤバイと判断したコナーがひとまずラグを連れてその場を退散するが、サラの命令で市民がラグ達を追いかけてきた


「サラ、もう止めないか？いつまでこんな事を・・・」

サラに話しかけたのはハントだった

「いい加減、腹を据えな　今更後戻りは出来ないんだよ」


そこになんだ！という人々の声が
見るとニッチが高くジャーンプ
「いけない！」と叫んだラグだったが、ニッチは心得てゴツンとやっただけ。
それでも威力があったようで人々は気絶してしまう

「人はいけません！チョップだ」

ニッチ、かーわーいーいーーーっ


しかし、そちらに気がいってる間に捕まってしまうラグとコナー
とにかくコナーを助けてここから出よう！としたが、ニッチだったが、突然動けなくなるニッチとステーキ

もしやハニーウォーターを飲んでしまった？

助けに行きたいラグの前にハントが立ちはだかる


「逃げて下さい」

意外なハントの言葉
そしてラグをふっ飛ばすハント
飛ばされたラグは誰かの腕に引っ張り込まれる

「ついてきて下さい
無事にこの町を出たいのなら手伝いなさい
ＢＥＥの人、私たちの手紙を運ぶのよ」


コナーは連れていかれてしまったけど、ガスは上手く隠れてましたね


「ラグは逃げ伸びただろうか？ガス、頼む！」

そのガスは心得ているのか？穴を掘って進み始める



そしてラグは少女に連れられて地下道に

「私はアン。アン・グラード」

ラグに年を聞いてチビッ子と言うが、彼女も１４歳で２つしか違わない。
しかし、１４歳になればあちこち大人なんだから！とやけに突っかかる？（笑）

そして連れてこられた場所に運んで欲しいと言われたテガミが袋イッパイあった。

しかし、ここの人々はもうずっとテガミを拒否していた筈・・・
でも、それは精霊になれなかった者のせいだと話すアン。

５年前、突然やってきたハント達にここの暮らしに不満を持つ若い者たちが賛同してしまった
その町以外にも信者を集め、力を持ったハント達はまずＢＥＥを入れないようにしてしまった。
しかたなくこのテガミは自分たちでテガミを運ぼうとした。
しかし、町を出てすぐに鎧虫に襲われた事で失敗に終わり、彼らに見つからないようにここに溜めておいたものだった。


「アン、あの人たちは本物なんでしょうか？
政府の陰謀って言ってたけどあれはいったい？」

「そんな事、自分たちの方が詳しいんじゃないの？」

しかし、ラグにはわからない

「それに政府の為じゃないよ。テガミバチは大切なテガミを届ける事に命をかけるんだ」

その言葉に頬を染めてしまうアン
しかし、すぐ我に帰り

「私だって本物かどうか知らないわ」

アンはツンデレちゃんか？（笑）

「奴らの演説は嘘ばかり」

鎧虫は政府が作っていてテガミバチが連れてくるとか
でも、アンは「ありえない」と
今までの経験から鎧虫は人よりも思いが籠ってるテガミにこそ引き寄せられるからと



それは考えられるかもしれない・・・
アンの言葉に納得するラグ
しかし、襲われた時、鎧虫は追いかけてこなかったのか？
テリトリーは？



一方、ニッチの腕を見ているサラとハント

「この子の獣の腕、あんたのよりとっても上手に縫い付けてあるよ、ハント」

縫い付けてある？
実験でこんな手になってしまったというのは嘘？？？

「可哀想にな」

「何処の見世物小屋にいたんだろ。あたし達の後釜だったかもしれないね」

見世物小屋？さっきの演説はやはり嘘？



しかし、ここでサラはニッチの身体に手術の跡が無い事に気付く

「この子、本物の精霊になれなかった者じゃないの？」

「やっぱり偽物か・・」

しかし、サラはすごい拾い物をしたと大喜び
ニッチを差し出してリバース（反政府組織）の人間になろうとしているようです
一員になれば人並みの暮らしが出来ると

「人並みの暮らしなんて要らないよ！
これ以上進めば、今以上に人を傷付ける」

「あんたが望まなくても私が望んでいるんだ！」


どうも夫婦間で意見が食い違ってます。
ハントは見た目に反してイイ人みたいですね！ラグも逃がしてくれたし

「私達にはこれしかないんだ」


サラが消えると、ニッチの怪我の手当てをしているハントにコナーは話しかける。
ニッチはマカの血を引く子で政府とは何の関係も無いと。

それだけでなく、ラグは気付いていなかったが、サラが持っていた黒の精霊琥珀も偽物だと気付いていた
その石は擦る事によって閃光を放つ黒ザックという石だったのだ。
そしてこの医師にはハニーウォーターの毒素を抜く力があるようです。

独学ながらまるで科学者のように詳しいハント
いつか人の為に役立つようにと勉強していた

そのハントにどうして人を騙すような事をしていたるのか？と訴えるコナー

「サラを幸せにしてやりたいのです」

それに対して反論しようとするコナー
しかし、お尻がくすぐったくて何も言えなくなってしまう
・・・ってガスじゃん！


その頃、必死にテガミを運ぶラグと先導するアン
しかし、ニッチやコナーを助けてからじゃないと行けない！と言うラグにアイツが近付いていて時間が無い！を繰り返すアン
いったい誰が近付いているのか？

・・・と突然地面揺れ、大きく割れて盛り上がる


出てきたのは鎧虫・シードル


ラグとアンもテガミごと吹っ飛ばされてしまう

それにしても、シードルのテリトリーはもっと東だった筈
それが何故ここに？

村人はすっかりラグが連れてきたと信じてしまっている


そのラグはシードルに心弾銃を構えている

「心弾装填っ！赤針！」

しかし、心弾が効かない
とにかくアンを安全な場所に！とアンの方を向くと、アンは大事なテガミを燃やしていた
鎧虫はテガミに反応しているんだから燃やすしかないと

「最初からこうしておけばよかったのよ・・最初から
そうすればお父さんだって」

テガミを運ぼうとして亡くなったのはアンのお父さんだったんですね！

それを聞いて慌てて火を消すラグ

「危険を承知でテガミを運ぼうとした君のお父さんはテガミの大切さを知ってたんだと思う
その心を無駄にしちゃダメだ！」

そして目に涙を浮かべながらアンのお父さんの心と共に必ずテガミを届けると誓う

「僕が必ず届けます！」


そこに逃げ出してきたコナーとガスが合流
隙間が見つからないと話すラグに囮になって誘導して！と言うコナー

「一丁、ひっくり返してみよう。心弾銃ならぬ心地雷＆精霊琥珀ぅー！」

コナーは心弾銃じゃないんですね！

そしてガスが掘った穴に心地雷を設置
あちこちに心地雷を設置しまくる。
そこにやってきたラグとラグを追いかけてくるシードル

「埋めた地雷は食欲の欠片
いけ！愛起爆ぅーーっ！」

吹っ飛ばされ、ひっくり返った形になったシードル
隙間はお尻の部分だった。

今だ！と思った瞬間、ラグを見ると町の人々に捕まっていたのだ
そして政府への見せしめに鎧虫に食わせてしまいましょう！と口々に叫ぶ人々
サラはＢＥＥじゃなければ倒せない事を知っている為、何も言えない

・・とそこへ割って入った者が。ハントだった

「君のお父様にはすまない事をした
おわりだ・・サラ！もう嘘は終わりだ！」

しかし、ひっくり返っていたシードルはこの間に元に戻ってしまった
だが、そこに青い心弾が！

「たーく、だらしねえんだからよぉ～」

現れたのはザジ

キャーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)pキャー

「コナー、ラグ、とっとと片付けるぜ！」

カッコイイーーーっ！！！




やはり偽物でしたね。
黒の精霊琥珀も真っ赤な偽物
ゴーシュのモノではありませんでした

それにしても見世物小屋？
獣の腕を縫い合わせた？

いったいこの夫婦は何者なんでしょうか？
それは次回わかりそうですね。

今回、一番興味深かったのはコナーの攻撃方法
銃じゃなくて地雷だったんですね～
そして食欲の欠片という言葉が実にコナーらしい



そして颯爽と現れたザジがかっこよくて転がってしまいましたよ


どうやら次回はハントとサラの過去のお話になるようです







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　テガミバチ 4